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AIイラスト・画像生成

AIイラストの商用利用について解説!おすすめのサイトも紹介

  • AIイラストは商用利用できるのか
  • 著作権は大丈夫?
  • 商用利用できる自動生成サイトはどこ?

AIイラスト生成の技術発展が目覚ましい近年、上記のように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、AIイラストの商用利用や著作権、自動生成できるおすすめのサイトについて解説します。

AIイラストの商用利用を考えている方の参考になりますので、参考にしてみてください。

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AIイラストは商用利用が可能

AIイラストは商用利用が可能

結論から言うと、AIイラストは、商用利用が可能です。実際にAIで生成したイラストを、以下などに使用している企業も多く存在します。

Webデザイン
商品パッケージ
出版物

しかし、気を付けなければならないのは、AIによって生成されるイラストは、著作権的な制約が少ないということです。

AIに関する法整備はまだ進んでおらず、許可されていることがこれから規制されたり、サービスを提供している企業によって規約が大きく変わったりする可能性があります。

そのため、AIイラストを商業目的で利用する際には、各AIイラストサービスやプロバイダーの利用規約を確認し、商用利用に関する制約や条件を注意深く確認する必要があります。

AIイラストの著作者は誰になる?

AIイラストの著作者は誰になる?

現時点では、AIによって自動生成されたイラストに関しては、著作権が発生しない場合が多いです。

著作権は通常、人間の創作物に限られるため、AIが完全自律的に作成したコンテンツには著作権が認められないとされています。

人間がAIを使いイラストを生成したのか、AIが自動的にイラストを生成したのか、法的な線引きがあいまいなため、著作者を断定できないのです。

ただ、人間がAIに具体的かつ詳細な指示を与えた場合や、AIの生成物に人間が加工を行った場合には、著作権が発生する可能性があります。

明確な基準がまだ存在していない現在、AIを使った制作物の著作権の扱いには注意が必要です。

参考:文化庁「AIと著作権」

AIイラストはどこからが商用利用になる?

AIイラストはどこからが商用利用になる?

AIイラストの商用利用は、ライセンスや利用規約によって異なりますが、以下のような場合が商用利用に該当する場合が多いです。

  • 広告や宣伝目的での使用:商品やサービスのプロモーション、広告キャンペーンなどでAIイラストを使用する場合。
  • 商品パッケージやロゴとしての使用:商品のパッケージデザインやブランドロゴにAIイラストを組み込む場合。
  • Webサイトやアプリのデザインに使用: Webページやモバイルアプリのデザイン要素としてAIイラストを利用する場合。
  • 印刷物や出版物での使用: チラシ、ポスター、雑誌、書籍などの印刷物や出版物にAIイラストを使用する場合。
  • イラストの販売や配布:自身が作成したAIイラストを販売する場合。

上記のように自身に利益が発生する場合がほとんどです。

商用利用をする際には、利用規約やライセンスをよく確認し、商用利用に関する制約や条件を遵守することを意識しましょう。

商用利用できるAIイラスト自動生成サイト7選

商用利用できるAIイラスト自動生成サイト7選

ここではAIイラストを自動生成できるサイトを7つ紹介します。

  • Leonardo.Ai
  • Midjourney
  • Novel AI
  • Stable Diffusion
  • DALL・E2
  • Canva AI
  • Adobe Firefly

それぞれできることや利用規約に違いがあります。

一つずつ解説するので見ていきましょう。

Leonardo.Ai

Leonardo.Aiトップページ

出典:Leonardo.Ai

Leonardo.Aiは、手軽にクオリティの高い画像を生成できるAIサービスです。

1日150枚まで無料でイラストを生成でき、翌日には使用回数がリセットされます。

また、イラストの商用利用のためには有料の登録が必要なサイトが多い中、Leonardo.Aiは無料で商用利用ができるところも大きな特徴です。

他にも、Leonardo.AiにはPrompt Magicという機能が実装されています。

必要なトークンを2倍消費する代わりに、肌の質感や背景など、通常の生成よりもさらに細部まで描写し、クオリティを上げて生成してくれる機能です。

他にもトークンを用いた機能を使えば、参考画像をこちらが提示し、それと同じポーズの画像を生成できたり、画像の見切れている部分や背景を自動的に生成したりできるようになります。

Leonardo.Aiは、画像生成AIの中でも使いやすく、クオリティもかなり高いのでおすすめのサイトです。

誰でも登録可能ですが、現在は招待制で、申請を送ってから承認まで時間がかかる場合があります。

使用を検討している場合は、先に登録申請をしておきましょう。

Leonardo.Ai

Midjourney

Midjourneyトップページ出典:Midjourney

Midjourneyは、DiscordサーバーでAIに指示を出すことで、イラストを生成できるサービスです。

生成されるイラストのクオリティが非常に高く、Midjourneyが作ったイラストがコンテストで優勝したこともあります。

テキストでの生成にも対応しているため、シンプルな操作で質の良いイラストがほしいといった方におすすめです。

ただ、商用利用するためには有料版に登録する必要があるため、注意してください。

また、無料プランもあるのですが、現在は停止していて有料のみとなっています。

Midjourney

Novel AI

Novel AIトップページ

出典:Novel AI

Novel AIは、文章生成機能に加え、クオリティの高いAIイラスト生成機能を有した、大きな注目を集めているAI生成サービスです。

アニメ風のイラスト作成を得意としているため、キャラクターを作りたい、エンタメ的なイラストがほしいといった方におすすめのサービスになります。

ラフ画像をベースにイラストを生成することも可能です。サービスの利用には、有料の登録が必要になり、生成可能なイラスト枚数は最低200枚からとなります。

スマートフォンやスペックの低いPCでも動作するため、ぜひ試してみてください。

Novel AI

Stable Diffusion

Stable Diffusion

出典:Stable Diffusion

Stable Diffusionはオープンソースのサービスで、サイトを経由せずにパソコンに直接入れて動かすことが可能です。

また、生成枚数に制限がなく無料で商用利用もでき、使い方もテキストや指示を入力するだけで高クオリティなイラストを生成できます。

ただ、自由度が高い分、AIやPCに関する豊富な知識が必要になります。

他のサービスでイラスト生成に慣れている、本格的にAIイラストを使いたいといった方向けのサービスです。

Stable Diffusionを使えるサイト:DiffusionBee

Stable Diffusionをダウンロードできるサイト:Python

DALL・E2

DALL・E2トップページ

出典:DALL・E2

DALL・E2は、話題のChatGPTを作ったOpenAIが作ったイラスト生成AIです。

テキストの説明に基づいてイラストを生成することができ、デザインやイラスト制作に関する専門知識を持たない人でも、簡単に商用利用に適したイラストを作成できます。

実写のようなイラストだけでない、クリエイティブ性が高いイラスト生成が特徴です。

アカウント登録が必要で、初めに無料50回分、その後は毎月15回使用できます。

さらにイラストを生成したい場合は、約2,000円で115回分が追加可能です。

DALL・E2

Canva AI

Canva AIトップページ

出典:Canva AI

Canva AIは、デザイン作成サービスCanvaに実装されたイラスト生成機能です。

日本語での生成に対応しており、テキストを入力すれば要望に応じたイラストを短時間で生成できます。

また、イラスト自体のクオリティも高く、Canva内で作成したデザインや資料などに簡単に連携できるため、使い勝手が良いサービスです。

会員登録は必要ですが、無料で使用でき、1日の生成枚数も100枚と多くなっています。

スマートフォンのアプリでもイラスト生成ができるため、使いやすさで言えばとくにおすすめのサイトです。

Canva AI

Adobe Firefly

Adobe Fireflyトップページ

出典:Adobe Firefly

Adobe Fireflyは、デザインで有名なAdobe社が作ったイラスト生成AIです。

多様なイラストのジャンルに対応しており、Google Bardとの連携など、他のAIと組み合わせて使う試みも考えられています。

また、Adobe Fireflyの大きな特徴に、著作権問題をクリアしているといったものがあります。

下記はAdobe Fireflyのページからの引用です。

「生成AI関連の著作権侵害を防ぐ対策の一環として、初期のFireflyモデルのトレーニングには、Adobe Stockの画像と、オープンライセンスのコンテンツおよび著作権の切れた一般コンテンツが使用されています」

引用元:Adobeホームページ

イラスト生成AIの問題点として、イラスト学習元のデータ側が使用を許可していない場合が多くあります。

商用利用可能とサイト側が判断していても、学習元になった画像の著作者が納得していない場合があるのです。

そんな中、Adobe Fireflyは自社のイラストや著作権の切れたイラストからAI学習をすることで、著作権の問題をクリアした数少ないAIイラスト生成サービスとなっています。

現在はβ版で、今後の正式リリース後に商用利用が可能になります。

β版は、Adobeのアカウントを持っていれば使用できるので、正式リリースに備えて準備をしておきましょう。

Adobe Firefly

AIイラストを販売できるサイト3選

AIイラストを販売できるサイト3選

ここでは、生成したAIイラストを販売できるサイトを3つ紹介します。

  • Kindle
  • PIXTA
  • BOOTH

AIイラストの販売は、サイトごとに規約が決まっている場合がほとんどです。

注意が必要ですので、一つずつ確認していきましょう。

Kindle

Kindleは、Amazonが展開する電子書籍の関連サービスです。

さまざまな書籍やイラストが販売されており、日本だけでなく世界中へ販売が可能になっています。

多くのAIイラストが販売されており、KindleUnlimitedの加入者が読めるAIグラビア写真集の数は数1,000件にまでおよびます。

複雑な手順を踏まずに販売できるため、おすすめのサイトですが、AIイラストを収益化する際は、著作権に関する問題や、商用利用できるイラストかどうかなど、十分な注意が必要です。

規制の流れを追いながら商用利用を考えましょう。

Kindle

PIXTA

PIXTAは、イラストや画像、動画やBGMなど幅広い制作物を販売できるサイトです。

本社が日本にあり、日本人向けの素材が多く販売されています。

著作権侵害や肖像権の侵害があった場合、損害の一部もしくはすべてを保障してくれる「安心保障サービス」もあり、サポートの充実度も高いです。

また、AIイラストの販売は可能と明言していますが、ガイドラインに則った素材であることや、AIタグを作品情報に入れて販売する必要があるなどの決まりがあります。

参考:PIXTA「AIによって生成した作品(画像・動画)を販売できますか?」

ガイドラインをよく読み込んで販売を検討しましょう。

PIXTA

BOOTH

BOOTHは、イラストだけにとどまらず、さまざまなクリエイターの作品が出品されている販売サイトです。

知識がない場合でも、無料でショップを開設できます。

ただし、注意点としてBOOTHは、AIイラストすべての販売を許可しているわけではありません

実写に間違えるようなR‐18イラストやCG、その他不適切な描写のあるものなど、禁止とされている表現もあります。

また、独自性の薄いAIイラストが多くなっているため、対策を考えているといった声明も出しており、イラストを販売しようと考えているならサイトの方針を注意深く追いましょう。

参考:BOOTH「AI生成作品に対する、BOOTHにおける今後の対応とお願い」

BOOTH

AIイラストを商用利用するメリット

AIイラストを商用利用するメリット

AIイラストを商用利用するメリットはいくつかあります。主なメリットは以下のとおりです。

  • コスト削減と生産性の向上
  • 画像を好きなように編集できる

強みを知っておくことで、商用利用を考えた際の参考になります。確認していきましょう。

コスト削減と生産性の向上

AIイラストを商用利用するメリットの一つは、コスト削減と生産性の向上です。

従来のイラスト制作では、専門のアーティストに依頼する必要がありましたが、AIイラストを利用すればそのコストを大幅に削減できます。

加えて、アーティストへの報酬や交渉にかかる時間、手間を省くこともできるでしょう。

また、AIによってイラストが自動生成されるため、作業時間も大幅に短縮されます。

アーティストが手描きでイラストを制作する場合に比べて、AIによる生成は素早く効率的です。

短い納期や大量のイラストが必要な場合にも素早く対応できます。

さらに、AIは一貫したスタイルや品質でイラストを生成するため、手作業によるばらつきやミスのリスクの軽減も可能です。

画像を好きなように編集できる

AIイラストは、データとして生成されるため柔軟な編集が可能です。

拡大や縮小、色や形の調整など、イラストを要望に合わせて自由に編集できます。

同じイラストを異なるサイズやフォーマットに適応させたり、色合いやデザインを微調整したりすることも簡単なため、イラストを複数のプロジェクトやメディアに再利用する際にも効率的です。

アーティストとの再調整も必要なくなるため、柔軟な対応が可能になるでしょう。

AIイラストの商用利用例

AIイラストの商用利用例

ここでは、以下のケースでのAIイラストの商用利用例を紹介します。

  • Webデザイン
  • 印刷物や出版物
  • イラスト販売

どのように使用されているか知っておくことで、自身で使う際の参考になります。

Webデザイン

Webサイトやランディングページのデザイン作成にAIイラストを活用することで、魅力的なビジュアルが手軽に作成可能です。

実際に、業界や会社の雰囲気を伝えることで、AIが自動的にロゴを作成してくれる「Wix」というサービスや、ホームページをAIでデザインできる「ジンドゥー AI ビルダー」といったサービスを展開している会社もあります。

事例も載っていますので参考にしてみてください。

参考:ジンドゥー AIビルダーで作成されたホームページ

あまり費用がかけられない個人事業主や中小企業は、AIイラストを背景イメージやアイコンとして使用することで、ユーザーからのイメージ向上にもつながるでしょう。

印刷物や出版物

AIイラストは、

  • 広告チラシ
  • ポスター
  • 雑誌
  • 書籍など

印刷物や出版物においても活用できます。

「サイバーパンク桃太郎」というコミックは、イラストをすべてAIで作成しています。

他にも、「チャットGPTに書かせた本、アマゾンでセルフ出版ブーム」という記事にあるように、童話をAIに書いてもらい出版する人もいるのです。

「AIによって作成したイラストをポスターに採用する」

「AIで生成したグラビアを書籍として出版する」

今では、上記のような試みも増えてきており、賛否の声はあれど、採用する企業はこれからも増えていくでしょう。

イラスト販売

AIイラストを作成した後、自身の作品をストックイラストサイトやマーケットプレイスを通じて販売可能です。

上記でも紹介したように、Kindleのイラスト集やBOOTHで出品されているものなど、多くのAIで生成したイラストが販売されています。

AIイラストの需要が増え、さまざまなプロジェクトや活動に生かされている現在、需要のあるテーマやスタイルに基づいて作品を提供すれば、需要やブランドの構築が可能となるでしょう。

まとめ:AIイラストは商用利用可能だが注意が必要

本記事では、AIイラストの商用利用や著作権、おすすめの生成サイトについて解説しました。

AIイラストは、日々すさまじいスピードで進化していますが、そのスピードに法律が追いついていないのが現状です。

今は商用利用可能なイラストも、近い将来どうなるかわかりません。

これからのAIに関する法整備や、サービスごとの方針を考えながらAIイラストの商用利用を考えていく必要があるでしょう。

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