第2外国語学習者必見です!
皆さん、こんにちは。どんぶラッコです。
最近、日本語英語に加えて中国語を記載する機会が増えてきました。
でも、言語の切り替えって非常に面倒臭くないですか?
トリリンガルの知り合いに聞いたところ、ずっとGUIで操作していたとのこと。

なんてこったい。
せっかくならキーボード上で3カ国語を切り替えられるようにしたいですよね。
ということで、今回はKarabinerというアプリケーションを使って実現してみたいと思います!
自分の好きなキーバインドを設定できる!
皆さんはKarabinerをご存知でしょうか?
自分が普段使っているキーボードの役割を入れ替えたり、新たな役割をつけられたりすることができる、便利なやつです。
私が使っているMacはUS配列なので、Karabinerの機能を使って Command キーを押すと英語/日本語が切り替えられるようになっています。

今回は、左のOptionキーを押すと中国語に入力が切り替わるように設定してみましょう。
Configディレクトリを開く
まずは Misc タブから Open config folder を選択します。

すると、設定ファイルが格納されているディレクトリに遷移します。
独自ルールを設定するには遷移したディレクトリから
assets → complex_modifications
の順に進んでいくと、独自ルールの格納場所にたどり着きます。

設定ファイルを作成する
では設定ファイルを作成しましょう。
設定ファイルはjson
形式で作成します
{
"title": "独自ルール設定 v1",
"rules": [
{
"description": "左optionキーを押すと中国語入力に切り替わる",
"manipulators": [
{
"type": "basic",
"from": {
"key_code": "left_option",
"modifiers": {
"optional": [
"any"
]
}
},
"parameters": {
"basic.to_if_held_down_threshold_milliseconds": 100
},
"to": [
{
"key_code": "left_option",
"lazy": true
}
],
"to_if_held_down": [
{
"key_code": "left_option"
}
],
"to_if_alone": [
{
"select_input_source": {
"language": "zh-Hans"
}
}
]
}
]
}
]
}
ファイル名はなんでもいいのですが、数字じゃないと認識しないという仕様もあるようです。私は暫定で `123456789.json` などと適当な名前をつけました笑
また、もしコマンドキーを押したら中国語に切り替わるようにしたい!という場合は、上記JSONファイルの left_option
と記述されている部分を left_command
と書き換えればOKです。
このファイルを先ほどの complex_modifications
ディレクトリ配下に保存した上で Karabiner の Complex modifications たぶから Add Rule を選択すると設定が追加されます。

もし表示がされない場合は JSONファイルの内容に誤りがある可能性があります。もう一度見直してみてください。
以上で設定は完了です! 第2外国語を学ぶ皆様、ぜひ設定してみてはいかがでしょうか?