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エンジニアとして自信がなくなった時は? – 「生き方」に見るエンジニアに必要な思考法

落ち込んだり悩んだりすること、ありませんか?

みなさん、こんにちは。どんぶラッコです。

エンジニアの皆様、特に新卒やエンジニアにキャリアチェンジした皆様、自分の技術に自信が持てていますか?

「自分は全くダメなんじゃないか」

そう落ち込むこともあると思います。

そんな時に、稲盛和夫さんが記された「生き方」にエンジニアの我々にとっても示唆を含む内容があったので今回共有させていただきます。

“ダム式経営”の教え

「生き方」という本は、稲盛さんが経営を通じて体得してきた”軸”ともいうべき、稲盛さんという人を形成している思考や主義をまとめた本です。「人の道を踏み外さない」「利他の心を持つ」など、一見当たり前のように思えて、しかし実は意識できていない部分を、稲盛さんの経験に基づいて紹介されています。

今回紹介するのは、その中に登場する、稲盛さんが松下幸之助さんの講演を聞いたシーンです。

松下さんは経営のことを”ダム”に例えます。

ダムがない川は水量が多いと反乱し、逆に少ないと干上がってしまう。だから、ダムを作ることによって適切な水量が常に流れるように調整をしている。

そして、これは経営も同じであると言うのです。景気が良い時にこそ、景気が悪くなった時の対策をしなければならない。

これに対して、講演を聞きに来ていた中小企業の社長からは不満の声が上がります。

そして、質疑応答にて参加者がこのように質問します。

「実際問題厳しい。どうやったらいいのか」

これに対し、松下さんはこう答えます。

「ダムをつくろうと強く思わんといかんですなあ。願い念じることが大事ですわ」

“会場には苦笑いがさざ波のように広がっていった”と稲盛さんは表現していますが、稲盛さん自身はこの言葉に衝撃を受けます。

「ダムをつくろうと強く思わんといかんですなあ。願い念じることが大事ですわ」

つまり、まずは自分が”そうなりたい”、”こうあるべきだ”と思わなければ、何もことが始まらないということです。

誰もが最初は素人

これ、エンジニアにとっても同じことが言えると思うんです。

エンジニア全体で見るとすごいスキルや経験を持つ人々がたくさんいます。

だからと言って、”あいつらは僕とは別人だからなあ”とニヒリズムに陥るのではなく、”自分もああなりたい!”と思えることがまずは必要なのです。

ところで、本日のQuoraにも含蓄のある回答が寄せられていました (こんなひどい質問を寄せる人がいる、というところも衝撃ですが) 。

ガチガチのプログラマーに質問です。しょーもないアプリ開発しかできないのに「プログラミングで世界が変わった! 」みたいな事をのうのうと垂れ流している人をどう思いますか?

稲盛さんも同書の中で、「平凡もずっと続ければ非凡になる」と説いています。

あなたがエンジニアになろう!と思った時、どんなことを考えていましたか?

その初心を忘れずに日々の努力を続けていけば、必ず将来芽が出てきます。

焦らず一歩ずつ、自分の道を信じて突き進んでいっちゃいましょう!

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