◆当ページにはプロモーションが含まれています

JavaScript

【サンプルあり】Vuetify で DatePicker付きの テキストフィールドを作る!【v-date-picker】

みなさん、こんにちは。どんぶラッコです。

今回は Vuetify v2 を使って、このようなテキストフィールドを作ってみましょう。

v-text-field コンポーネントとv-date-picker コンポーネントの2つを使うことで実現できます。

早速、サンプルコードをみていきましょう!

サンプルと解説

実際に動くコードについてはcodesandbox上にアップロードしてあります。

App.vue

<template>
  <v-app>
    <v-content>
      <v-row justify="center">
        <v-col cols="8">
          <v-text-field v-model="value" single-line>
            <template v-slot:append-outer>
              <date-picker v-model="value"/>
            </template>
          </v-text-field>
        </v-col>
        <v-col cols="8">
          <p>日付: {{ value }}</p>
        </v-col>
      </v-row>
    </v-content>
  </v-app>
</template>

<script>
import DatePicker from "./components/DatePicker";

export default {
  name: "App",
  components: {
    DatePicker
  },
  data() {
    return {
      value: null
    };
  }
};
</script>

ここでは、 v-text-field の表示設定をしています。

          <v-text-field v-model="value" single-line>
            <template v-slot:append-outer>
              <date-picker v-model="value"/>
            </template>
          </v-text-field>

このように、v-slot:append-outerを使うことで、テキストフィールドのお尻の部分にUI表示を追加しています。

そこでは date-pickerコンポーネントを描画するように指示を出しています。

(date-pickerコンポーネントを読み込んでいるのは↓の部分です!)

<script>
import DatePicker from "./components/DatePicker";

export default {
  components: {
    DatePicker
  },
  ...
};
</script>

components/DatePicker.vue

では次にDatePickerの中身をみていきましょう。

<template>
  <v-menu v-model="menu" offset-y :close-on-content-click="false">
    <template v-slot:activator="{ on }">
      <v-btn icon color="primary" dark elevation="0" v-on="on">
        <v-icon>mdi-calendar</v-icon>
      </v-btn>
    </template>
    <v-date-picker v-model="picker" @click="menu = false"/>
  </v-menu>
</template>
<script>
export default {
  props: {
    value: {
      type: String,
      default: new Date().toISOString().substr(0, 10)
    }
  },
  data() {
    return {
      menu: false
    };
  },
  computed: {
    picker: {
      get() {
        return this.value;
      },
      set(val) {
        this.menu = false;
        this.$emit("input", val);
      }
    }
  }
};
</script>

手順ごとに分解していきましょう。

1. カレンダーのボタンを作る

カレンダーアイコンが表示されているボタンを作ります。

      <v-btn icon color="primary" dark elevation="0" v-on="on">
        <v-icon>mdi-calendar</v-icon>
      </v-btn>

2. ①で作成したボタンをメニューのトリガーにする

v-menu のトリガーとしてボタンを設定します。

  <v-menu v-model="menu" offset-y :close-on-content-click="false">
    <template v-slot:activator="{ on }">
      <v-btn icon color="primary" dark elevation="0" v-on="on">
        <v-icon>mdi-calendar</v-icon>
      </v-btn>
    </template>
  </v-menu>

3. メニューとして表示される対象に v-date-picker を指定する

  <v-menu v-model="menu" offset-y :close-on-content-click="false">
    <template v-slot:activator="{ on }">
      <v-btn icon color="primary" dark elevation="0" v-on="on">
        <v-icon>mdi-calendar</v-icon>
      </v-btn>
    </template>
    <v-date-picker v-model="picker" @click="menu = false"/> <!-- ここを追加したよ! -->
  </v-menu>

以上の3ステップでこのコンポーネントが成り立っています。

あとは、v-date-picker が日付を拾ってきてくれたら $emitの機能を使って親コンポーネントにお知らせしてあげるだけです。

今回は v-date-pickerv-modelに設定してる pickercomputedで指定することで 値渡しを実現しています。

  computed: {
    picker: {
      get() {
        return this.value;
      },
      set(val) {
        this.menu = false;
        this.$emit("input", val);
      }
    }
  }

以上、サンプルコードでした!

みなさんもぜひ試してみてください♪

より体系的にインプットしたい方は、こちらの書籍がおすすめです。周りの初学者には必ず勧めている書籍です!

エンジニアにおすすめ転職サイト

マイナビIT AGENT
迷ったらまずはココ。求人数が多いため希望や条件にマッチする求人が見つかる!

レバテックキャリア
担当者のレベルが高い。エンジニア特化で15年の実績がある実績で初回提案での内定率驚異の90%!

JOIN
副業やフリーランスとして高額報酬案件を見つけるならJOIN。未経験者でも案件獲得実績豊富が強み!

\面白いと思ったら/

記事のシェア & Twitter のフォロー をお願いします!

@proglearn
一緒によく読まれている記事

POSTED COMMENT

  1. より:

    すみません。Veautify勉強中です。
    App.vueの中でDatePicker呼び出してなくないですか?
    date-pickerを呼び出しているように見えます。

    • どんぶラッコ より:

      Vueの命名規則の特性として、”DatePicker”として読み込んだコンポーネントは
      パスカルケース(DatePicker)・ケバブケース(date-picker)どちらでも呼び出すことができますよ!
      なので、 DatePicker と書いても date-picker と書いてもどちらも正解です。

      ※このQiita記事がわかりやすいです!
      https://qiita.com/ngron/items/ab2a17ae483c95a2f15e

      • より:

        お返事ありがとうございます。
        なるほど。とても勉強になりました。
        私も無事再現できました!
        しかし、v-data-tableの中に表示しようとするとアイコンが表示されません。
        テキストフィールドのみ表示されます。

        “`

        “`
        のような形で描画するスロットを指定しています。
        すみませんが教えて頂けないでしょうか。

        • どんぶラッコ より:

          うまくコードが添付できていないようです。。

          想像するに、v-slotが競合してしまっているのではないかと思っています。
          お作りいただいたDatePicker付きの v-text-field をコンポーネント化してv-data-tableに埋め込んでも表示されませんか?

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です