こんにちは、ProgLearn;編集部です。
徐々に涼しくなってきて「読書の秋」感が出てきましたね!
そこで勉強熱心・読書家の皆さんにオススメの書籍を紹介します。
技術書・ビジネス書大賞とは
2014年から毎年開催されているイベントで、概要は以下の通りです。
対象作品 | 技術書、ビジネス書全般。 出版社や刊行年は問わず、この1年を振り返っておすすめしたい書籍。 ※過去の大賞受賞書籍は除く |
選考方法 | 1.ITエンジニアのみなさんによるWeb投票 2.Web投票結果を集計し、技術書・ビジネス書各ベスト10の発表 3.特に投票の多かった書籍のプレゼン大会&最終投票 4.最終投票結果を集計し、大賞を決定 |
主催 | 翔泳社 |
選出されている書籍は、毎年興味深いものばかりなので私もいつも注目しています。
特に2016年技術書大賞を獲得した「プログラマ脳を鍛える数学パズル シンプルで高速なコードが書けるようになる70問」は、今でも私のベスト書籍のうちの1つです。
では、過去に大賞を受賞した書籍を紹介していきます!
2014年
技術書部門大賞「リーダブルコード」
「美しいコードを見ると感動する。優れたコードは見た瞬間に何をしているかが伝わってくる。そういうコードは使うのが楽しいし、
自分のコードもそうあるべきだと思わせてくれる。本書の目的は、君のコードを良くすることだ」(本書「はじめに」より)。
コードは理解しやすくなければならない。本書はこの原則を日々のコーディングの様々な場面に当てはめる方法を紹介します。
名前の付け方、コメントの書き方など表面上の改善について。コードを動かすための制御フロー、論理式、変数などループとロジックについて。
またコードを再構成するための方法。さらにテストの書き方などについて、楽しいイラストと共に説明しています。
日本語版ではRubyやgroongaのコミッタとしても著名な須藤功平氏による解説を収録。
ビジネス書部門大賞「小さなチーム、大きな仕事 完全版」
2015年
技術書部門大賞「GitHub実践入門」
ビジネス書部門大賞「「納品」をなくせばうまくいく」
2016年
技術書部門大賞「プログラマ脳を鍛える数学パズル シンプルで高速なコードが書けるようになる70問」
ビジネス書部門大賞「人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの」
2017年
技術書部門大賞「ゼロから作るDeep Learning Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装」
ディープラーニングの本格的な入門書。外部のライブラリに頼らずに、Python 3によってゼロからディープラーニングを作ることで、ディープラーニングの原理を楽しく学びます。
ディープラーニングやニューラルネットワークの基礎だけでなく、誤差逆伝播法や畳み込みニューラルネットワークなども実装レベルで理解できます。
ハイパーパラメータの決め方や重みの初期値といった実践的なテクニック、Batch NormalizationやDropout、Adamといった最近のトレンド、自動運転や画像生成、強化学習などの応用例、さらには、なぜディープラーニングは優れているのか?なぜ層を深くすると認識精度がよくなるのか?といった“Why”に関する問題も取り上げます。
ビジネス書部門大賞「最強の働き方」
人は働かなくては生きていくことはできない。資本主義社会においては、巨額の資産(土地、株式など)を持って、地代や配当だけで生活するのに十分な不労所得を得ている人を除いては、すべての人が働いている。20年くらい前までは、かつてのバブル経済のような好景気が来ることはないが、真面目に働いていれば、現在の生活も、将来の展望もなんとかなるという見通しが立ったが、令和になった現在の状況はそう甘くない。(中略)<ニッセイ基礎研究所は、サラリーマンと専業主婦の2人世帯で老後に自由に使える収入が公的年金のみのケースを想定して試算した。
65歳で退職して年金を受給し、生涯で資産がなくなるリスクがほぼない前提での試算。現役時代と同じ生活水準を保とうとすれば、年収300万円未満の世帯で1800万円、1200万円以上の世帯で7700万円など、年収が増えるごとに必要額も大きく膨らむ>(; 6月11日「朝日新聞デジタル」)。
他のシンクタンクのデータでも1500万円以上が必要になる。もはや自助努力で解決できないくらい事態は深刻になっている。金融庁報告書を感情的に非難するのではなく、大幅な消費増税も視野に入れた、高負担・高福祉に年金を含む社会保障の構造を転換するシナリオも検討すべきだと思う。
本書の目的は、われわれ1人1人を取り巻く働き方をめぐる問題を現実的にとらえ、解決の方策を見出す視座を育成することだ。
2018年
技術書部門大賞「機械学習入門 ボルツマン機械学習から深層学習まで」
ビジネス書部門大賞「職場の問題地図 「で、どこから変える?」残業だらけ・休めない働き方」
2019年
技術書部門大賞「エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング」
ビジネス書部門大賞「イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」」