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AIイラスト・画像生成

Midjourneyの使い方を登録から画像生成までやさしく解説

Midjourney使い方

「Midjourneyの使い方を知りたい」
「Midjourneyで画像を生成するコツを知りたい」

AI画像生成に興味を持っている方の中には、このように思っている方も多いのではないでしょうか?

画像生成系AI「Midjounrney」を使いこなすと、クライアントワークや物販などさまざまな分野で活かせます。

しかし、使い方が難しく、使いこなす前に挫折してしまう人が多いのも事実です。

本記事では、Midjourneyの登録〜使い方〜応用までわかりやすく解説していきます。

Midjourneyとは?

Midjourneyとは?

Midjourneyとは、画像生成系AIのことです。

想像している描きたい絵を文章化し、チャット形式で伝えることによって、自動で絵を作成してくれるツールになります。

自分でアートを描けない方でも、指示文(以下、プロンプト)を入力するだけでハイクオリティなアートを作成できます。

Midjourney料金プランと商用利用について

Midjourneyで生成した画像は、有料プランに入会していれば商用利用可能です。
(以前はフリープランがありましたが、現在(2023/7)では、フリープランは停止中です)

料金プランは以下の3つとなります。

ベーシックプラン10ドル/月毎月約200枚まで
スタンダードプラン30ドル/月月約900枚まで(低速モードなら無制限)
プロプラン60ドル/月毎月約1,800枚まで(低速モードなら無制限)

Midjourneyの商用利用については、以下の記事でも解説しています。

https://proglearn.com/2023/07/11/midjourney-commercial-use/

Midjourney登録方法

Midjourney登録方法

では、ここからはMidjorneyの登録方法を解説していきます。

MidjourneyはDiscordというアプリの中で使用します。

Discordとは?

Discord(ディスコード)は、主にゲーマーコミュニティーを対象に作成された、テキスト、音声、ビデオコミュニケーションのためのオンラインプラットフォーム。ユーザーは、テキストチャット、音声通話、ビデオ通話を使用して、友人や仲間とコミュニケーションを取れます。

Midjourneyの登録手順は以下の通りです。

①Discordのアカウント作成をする
②Midjourneyに登録する

では、1つずつ解説していきます。

Discordのアカウント作成をする

Discordの公式サイトにまずはアクセスしましょう。

次に『Open Discord in your browser』をクリックします。

MJ使い方出典:https://discord.com/

続いて、ユーザー名を決めて入力しましょう。

MJ使い方

すると下記画面になるので、生年月日を入力してください。

MJ使い方

次に、『オリジナルの作成』をクリック。

MJ使い方

『自分と友達のため』を選択しましょう。

MJ使い方

サーバー名を決めます。こちらは任意の名前で大丈夫です。

『私をサーバーに連れてって!』をクリックしましょう。

MJ使い方

最後に

・メールアドレス
・パスワード

上記の2点を入力すれば完了です。

MJ使い方

これでアカウントの作成ができました。

Midjourneyに登録する

次にMidjourneyに登録していきます。

Midjourney公式ページにアクセスしましょう。

MJ使い方出典:https://www.midjourney.com/home/

アクセスできたら、右下の『Join the Beta』をクリックしてください。

MJ使い方

次に、『招待を受ける』をクリックしましょう。

あとはDiscordのチャット画面に移動できたら、Midjourneyの登録は完了です。

Midjourneyのサブスクリプションに登録する

Midjourneyは現在(2023年7月時点)有料プランのみになっています。以前は無料版もありましたが、現在は停止中です。

したがって、Midjourneyを利用したい方は、有料プランに登録する必要があります。

有料プランの登録方法は下記の手順にしたがって行ってください。

①チャットで「/subscribe」のコマンド入力
②プランの選択
③決済情報の入力

Midjounrneyの画像生成部屋『newbies-〇〇』のチャット欄でサブスクのコマンドがあるので、そこから登録できます。

詳しい画像つきの解説は下記の記事を参考にしてください。

https://proglearn.com/2023/07/11/midjourney-commercial-use/

【Midjourney使い方①】画像生成編

【Midjourney使い方①】画像生成編

Midjourneyの画像生成は、生成したいアートのイメージを言語化し、それを指示文として送ることでAIが自動でアート化してくれます。

では、画像を生成する方法を紹介していきます。

画像を生成する手順は以下の通りです。

①Midjourney画像生成ルームへ入る
②プロンプトを入力する

それでは、1つずつ解説していきます。

Midjourney画像生成ルームに入る

まずは画像生成用の部屋に入ります。『newbies-〇〇』が画像生成部屋のことです。
部屋が複数に別れているだけで違いはないので、好きな場所を選んでください。

MJ使い方

部屋に入ると、画面下にチャット入力欄があります。
そのチャット入力欄の左側にある『+』マークをクリックしましょう。

そうすると『アプリを使う』という項目が出てくるので、そちらをクリックしてください。

MJ使い方

下記画面のように、よく使うコマンドが表示されます。
画像生成用のコマンドは『/imagine』です。

『/imagine』をクリックしましょう。

MJ使い方

生成指示文を入力する

下記画像のように、チャット記入欄に「/imagine prompt」と表記されます。

この「/imagine prompt」のあとに、プロンプトを入力します。

MJ使い方

プロンプトは英語入力です。

英語がわからない方は、英訳ツールを使うと簡単にプロンプトを作れて便利です。

おすすめの翻訳ツールである「DeepL」を以下から使用してみましょう。

DeepL公式サイト:https://www.deepl.com/ja/translator

ここで英文を作成し、コピペするのが簡単な方法です。

作成したプロンプトを入力し画像を生成すると、4枚の画像を生成してくれます。この4枚はアートの試作品です。ここから、生成された画像の下にあるコマンドを使用して、よりイメージに近づけていく作業を行いましょう。

コマンドは「U1、U2、U3、U4」「V1、V2、V3、V4」の8通りあります。

コマンドの意味は下記の通りです。

1:左上の画像
2:右上の画像
3:左下の画像
4:右下の画像
U:画質をあげる
V:画像を参考にさらに4パターン作る

例)

「右上の画像をさらに高画質にしたい」→ U2
「左下の画像を参考にさらに4パターン作りたい」→ V3

このようにして、より頭で描いたイメージに近づくようにコマンドを繰り返していきます。

MJ使い方

最終的に、イメージに限りなく近いアートが完成した段階で、画像を右クリックし保存したら完成です。

【Midjourney使い方②】応用編

【Midjourney使い方②】応用編

ここでは応用編と題して、プロンプトに追加することでできることを2つ紹介します。

紹介する内容は以下の2つです。

①画像比率を変える方法
②パラメータを利用する方法

それでは1つずつ使い方を紹介します。

画像比率を変える方法

Midjourneyの初期設定では、1:1の正方形の画像が生成されます。しかしプロンプトを工夫することで画像比率を変更できます。

やり方は、プロンプトの文末に「 –ar 〇:〇」をつけるだけです。

たとえば、女性のアートアスペクト比16:9で生成したい場合は、「woman — ar 16:9」のようにプロンプトを入力します。

くわえて、「–hd」を文末につけると、通常サイズ(512×512)より大きい画像(1024×1024)を生成することも可能です。

パラメータを利用する方法

パラメータとは?

追加情報のことで、生成プロセスの変更に用いられます。アスペクト比の変更やMidjourneyモデルバージョンの切り替え、スケールの選択など、さまざまな調整が可能です。

これらのパラメータは常にプロンプトの末尾に追加され、各プロンプトに複数のパラメータを追加できます。

パラメータを利用すると、ただ文章を入力するだけでは生まれないアートを創造することが可能です。

ここでは、よく使うパラメータ例をいくつか紹介していきます。

パラメータの使い方は、プロンプトの文末に「パラメータ文 数値もしくはテキスト」を入力するだけです。

カオス:–c

カオスを利用すると、より予想の範囲を超えたアートを生成してくれます。

ネガティブ:–no

ネガティブは生成するアートから、一定のものを除けます。
たとえば、「–no red」と入力すると、生成されるアートから赤色が除かれます。

ストップ:–stop

ストップは、生成を途中で終わらせるプロンプトです。より早い段階で生成を終了させると、よりぼやけたアートが仕上がります。(数値は10~100)

スタイリング:–stylize

スタイリングは、Midjourneyのアート生成のレベルを変えるプロンプト。
この数値を変えることで、アートの芸術性が変化していきます。
数値が低いとプロンプトのままのアートが仕上がりますが、数値を高くするとより芸術的で緻密なアートを作成することが可能です。

パラメータを使うことで、文章だけでは伝えきれないイメージや表現ができるようになります。より創造的なアートを作りたい方はパラメータの利用は必須です。

Midjourney使い方に関するよくある質問

Midjourney使い方に関するよくある質問

最後にMidjourneyの使い方に関するよくある質問をまとめました。

Midjourney無料版の使い方は?

Midjourney無料版は残念ながら現在停止中です。(2023年7月時点)

しかし、そもそも無料版は商用利用できないので、商用利用が目的の方はサブスク登録を行いましょう。

Midjourneyでアニメ風の画像生成方法は?

Midjourneyでもアニメ風画像を生成できます。

アニメ風の画像の生成方法は、以下の順にクリックすれば可能です。

①コマンドで「/setting」を実行
②「Niji journey 5」をクリック

この2つの手順で設定完了です。

あとはいつも通り、プロンプトを入力すればアニメ風のイラストが生成されます。

Midjourneyはスマホでも使える?

使えます。

Discordの専用アプリがあるので、そこから登録するのがおすすめです。

Midjourneyに日本語モードはあるの?

Midjourneyは日本語に対応していません。

慣れないうちは苦労しますが、基本的な操作は決まっているので覚えてしまえば簡単に扱えるでしょう。

また、プロンプトも翻訳ツールDeepLを使えば、簡単に作成できます。

Midjourneyで生成した絵はどこで確認できますか?

生成したアートは、検索窓横の四角のボックスをクリックし、『言及』をクリックすることで確認できます。

MJ使い方

自分宛のメッセージのみが表示されるので、そこで生成したアートが確認できます。

Midjourneyで過去に生成した画像一覧は確認できますか?

できます。

過去に生成した画像を確認する方法は以下の手順です。

①Midjourney公式サイトにアクセスする
②サインインする

これで自分が過去に生成したアートをすべて確認できます。

Discordからではなく、Midjorneyのサイトからの確認なので迷う方が多いようです。

まとめ:Midjourneyの使い方を理解しオリジナルアートを作ろう!

まとめ:Midjourneyの使い方を理解しオリジナルアートを作ろう!

本記事では、Midjourneyの登録から基本的な使い方・応用を紹介していきました。

まずはこの記事で書かれている内容をマスターすれば、Midjourneyでのアート作成ができるようになるでしょう。

ぜひ自分にしか作れないアートを作成して楽しんでください。

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