「Midjourneyで稼ぐアイデアを知りたい!」
「画像生成AIを使って自動で稼ぐ方法とかない?」
この記事を読んでいるあなたも、「AIを使えば家にいながら自動で稼いだりできるのでは?」と一度は想像したことがあるのではないでしょうか。
実際、すでにAIを駆使して稼いでいる事例は多くあります。
本記事では、Midjourneyを使って稼ぐアイデアを6つ紹介します。どれも再現性の高いアイデアとなっているので、ぜひチェックしてみてください。
ただし、以下の点には注意点しておきましょう。
- Midjourneyで稼ぐには、必ずMidjourney有料版に登録する必要があり
- Midjourneyで生成したアートの商用利用権は無料版がない
目次
Midjourneyで稼ぐアイデア①:NFT販売
アイデアの1つ目は「NFT販売」です。
ノンファンジブルトークン(Non-Fongible-Token)の略で、非代替性トークンのことです。デジタルデータにおける本物とコピーを見分けるための証明ができたり、所有者を明確にできたりする仕組みのことを指します。これによりデジタルデータとしての画像や動画、音源に価値がつくようになったのです。
物理的なアートではなく、NFTアートだからこそコレクションしたいと考える層も一定数存在するため、NFT領域は新たに稼げるチャンスのある分野です。
実例として、キングコングの西野亮廣氏が販売しているAIアート『BAND SAURUS』は10万円前後で売れています。AIが自動生成したアートが10万円前後で販売できたら、時給換算するとかなりの大きな額ですよね。
参考:NORASAURUS – CHIMNEY TOWN ONLINE STORE
では、さっそくNFT販売を始める手順を解説します。
NFT販売×Midjourneyで稼ぐ方法
NFT販売を始める手順は以下の通りです。
手順①:Midjourneyの有料プランに登録
手順②:仮想通貨取引所の口座開設
手順③:イーサリアムの購入
手順③:メタマスクの登録
手順④:OpenSeaの登録
手順⑤:アートの生成
手順⑥:アートの出品
1つずつ解説していきます。
手順①:Midjourneyの有料プランに登録
Midjourneyを使ってNFT販売をするには、有料プランに登録する必要があります。Midjourneyで生成したアートを商用利用する場合、有料プランへ登録する必要があるためです。
有料プランへの登録方法はこちらの記事で紹介しています。
》【Midjourney商用利用OK】利用条件と料金プランまとめ紹介
手順②:仮想通貨取引所の口座開設
次に、仮想通貨取引所の口座開設をしましょう。NFTはイーサリアムで売買するので仮想通貨取引所の口座が必須です。
おすすめの仮想通貨取引所は、初心者でも簡単に利用できるコインチェックです。アプリダウンロード数が国内No.1の取引所なので安心して使えます。
コインチェックの特徴は以下の通りです。
- 取引画面が見やすい
- アプリの操作が簡単
- アプリダウンロード数国内No.1
- 即日口座開設可能
- 安全なセキュリティ対策
コインチェックの口座は即日で開設できるため、早めに用意しておきましょう。
手順③:イーサリアムの購入
コインチェックの口座開設が完了したら、仮想通貨イーサリアムを購入しましょう。
イーサリアムの購入手順は以下の通りです。
- 日本円をコインチェックの口座に入金をする
- 日本円をイーサリアムに換金する
それでは詳しく解説していきます。
①日本円の入金をする
まずは日本円をコインチェックに入金します。入金方法は以下の3つです。
- 銀行振り込み
- コンビニ入金
- クイック入金
おすすめは銀行振り込みです。銀行振り込みは入金手数料0円(振り込み手数料はかかります)に対し、コンビニ入金とクイック入金は手数料が発生します。
アプリから「入出金→銀行口座から入金→表示された口座に振り込む」の手順で銀行口座からの入金が可能です。
②日本円をイーサリアムに換金する
次に日本円をイーサリアムに換金しましょう。
アプリから「入出金→イーサリアム→金額を入力→購入」の手順でイーサリアムを購入できます。最低購入金額は500円なので、500円以上を入力し購入しましょう。
手順④:メタマスクの登録
続いてはメタマスクの登録をしましょう。
メタマスクとは、仮想通貨やNFTを保管するネット上の財布のことです。
メタマスクに登録するときは必ず公式のページからアクセスしましょう。偽物のメタマスクが多数存在していて、通貨を盗まれる事例が多発しています。
メタマスクの公式ページはこちらです。
メタマスクの詳しい登録方法は、以下の記事にて画像つきで解説しています。
手順⑤:OpenSeaの登録
次にOpenSeaの登録をしましょう。OpenSeaは世界最大級のNFTマーケットプレイスです。ほとんどのNFT販売者はこのOpenSeaを利用しています。
また先ほどのメタマスク同様、OpenSeaにも偽物が多数存在するので注意が必要です。
OpenSeaの登録は、先ほど作成したメタマスクのアカウントと紐づけることで完了します。
紐づける手順は、以下の通りです。
- OpenSeaページへアクセス
- Connect walletをクリック
- MetaMaskをクリック
- パスワードを入力
上記の手順で、OpenSeaとメタマスクの連携が完了します。
手順⑥:アートの生成
いよいよアートの生成です。Midjourneyを使って、販売するアートを作成していきましょう。
Midjourneyでアートを生成する手順は以下の通りです。
- 生成部屋に入る
- 「アプリを使う」を選択
- 「/image prompt」を選択
- 指示文を入力
上記の手順でアートを生成できます。指示文は英文入力なので、翻訳アプリDeepLもしくはChatGPTなどを使うと便利です。
手順⑦:アートの出品
最後にアートの出品です。
アートの出品手順は以下の通りとなっています。
- OpenSeaの「作成」をクリック
- アートを貼りつける
- 画像の詳細情報を入力
- 販売タイプを選択(固定価格orオークション)
上記の手順で出品完了です。
Midjourneyで稼ぐアイデア②:画像をプリントした物販
次に紹介するMidjourneyで稼ぐアイデアは「画像をプリントした物販」です。Midjourneyで生成したアートをプリントして、その商品を販売する戦略になります。
「画像をプリントした物販」のメリットは、以下の2点です。
- デザイン作成代がおさえられる
- デザインを大量生産できる
多くの人が使用した経験のある、メルカリやヤフオクなどでも販売できるので、取り組みやすいアイデアといえるでしょう。
オリジナルTシャツ×Midjourneyで稼ぐ方法
「画像をプリントした物販」の中でも、オリジナルTシャツで稼ぐ方法を紹介します。
今回紹介する方法は無在庫でできるので、物販の「在庫を抱えてしまう」という大きなリスクを回避できるため、非常におすすめです。
手順は以下の通りです。
- BASEでショップに登録
- オリジナルプリント.jpの会員登録
- Midjourneyでアート生成
- オリジナルプリント.jpに商品登録
- 注文が入り次第発注
それでは、手順を1つずつ解説していきます。
①BASEでショップに登録
まずは無料で簡単にネット販売ができるBASEに登録しましょう。
登録もメールアドレスや住所登録のみなので簡単にできます。
②オリジナルプリント.jpの会員登録
次にオリジナルプリント.jpの会員登録をしましょう。
オリジナルプリント.jpのサイトはこちら
会員登録が完了したら、BASEと連携していきます。連携する手順は「BASEのトップページ→Apps→オリジナルプリント.jpと検索→インストール」です。
これでBASEとオリジナルプリント.jpが連携でき、BASEの拡張機能として、オリジナルプリント.jpが利用できます。
③Midjourneyでアート生成
次にMidjourneyでプリントしたいアートを生成しましょう。
Midjourneyで生成したアートを商用利用する場合、有料プランへの登録が必要です。
商用利用に関する内容は以下の記事で詳しく書いているので参考にしてみてください。
【Midjourney商用利用OK】利用条件と料金プランまとめ紹介
続いて、オリジナルプリント.jpに生成したアートを貼りつけて商品登録します。
手順は以下の通りです。
- カテゴリからTシャツのタイプを選択
- デザインしてネットショップで販売を選択
- BASEで販売を選択
- アートのデータを貼りつける
- 商品詳細を入力する
- 出品登録する
⑤注文が入り次第発注
商品が売れると、登録メールアドレスに通知が届きます。
その後購入者の振り込みが完了次第、発注しましょう。
商品を発注したら、あとはオリジナルプリントのサービスが自動で発送まで行ってくれます。
Midjourneyで稼ぐアイデア③:画像サイトへの登録
次に紹介するMidjourneyで稼ぐアイデアは、「画像サイトへの登録」です。
ネット上にはフリー素材を多数配布しているページがあります。そのページに素材提供者として画像を登録し、その提供した画像がダウンロードされると報酬が発生する仕組みを利用して稼ぎます。
今回は写真ACを利用した、具体的な方法を解説していきますね。
写真AC×Midjourneyで稼ぐ方法
写真ACでは、フリー素材として画像を登録できます。
ユーザーが自分の登録した写真をダウンロードするとポイントをもらえます。
そのポイントは1pt=1円です。
つまりMidjourneyでフリー素材を登録し、ダウンロードしてもらうことによってポイントを稼ぐ方法です。
写真ACを利用して稼ぐ具体的な手順は、以下の通りです。
①写真ACクリエイター登録
②Midjourneyで画像を大量生成
③写真ACに画像を登録
順番に説明していきます。
①写真ACクリエイター登録
写真ACには、ユーザーとしての登録とクリエイター登録の2つがあります。
- ユーザー登録:画像を使用する側
- クリエイター登録:画像を提供する側
今回はMidjourneyで生成した画像を提供するので、クリエイター登録をします。
出典:Google検索
写真ACで検索し、「クリエイター会員登録(無料)」をクリックするとクリエイター登録ができます。
②Midjourneyで画像を大量生成
Midjourneyを使えば、モデルや景色が必要ないため、多くの画像をつくり出せます。
画像を大量に生成し登録すると、その分多くの人にダウンロードしてもらうチャンスが広がるので多ければ多いほどいいでしょう。
とはいえ、どのような画像でもいいというわけではありません。
写真ACではダウンロードされやすい画像の特徴があります。それは以下のとおりです。
- オフィスで働く人の様子
- 綺麗な景色
- 家族の楽しそうな写真
あくまで上記は一例ですが、写真ACは「企業が自社サイトに掲載するためにフリー画像を探している」場合がほとんどです。そのため、企業が使いそうな写真をイメージして画像を生成するのがおすすめです。
クリエイター登録をするとダウンロード数が多い画像を拝見できるので、参考にしてみるといいでしょう。
③写真ACに画像を登録
最後にMidjourneyによって生成した画像を写真ACに登録していきます。
登録が完了したら、あとはダウンロードされる度にポイントが加算されていきます。
写真をアップする際には、以下の点に注意しましょう。
- タイトルをわかりやすく書く
- 該当タグをとにかく多くつける
- カテゴリは人物(AI)とその他該当の2つをつける
- AI生成のチェックを必ずつける
- 特記事項に「Midjourney有料プランで生成」と記入する
とくに下2つの注意事項は、満たしていないと写真を登録できないので要注意です。
Midjourneyで稼ぐアイデア④:クライアントワークへの登録
Midjourneyで稼ぐアイデア4つ目は「クライアントワーク」で稼ぐ方法です。
クライアントワークとは、企業や個人から依頼を受けてサービスやスキルを提供することであり、クラウドワークス・ランサーズなどを通し、企業から画像生成の依頼を受けることで稼ぐ方法となります。
クライアントワーク×Midjourneyで稼ぐ方法
クライアントワーク×Midjourneyで稼ぐ手順は以下の通りです。
①クライアントワークサイトに登録
②案件を探す
③提案文を提出する
④受注する
⑤納品する
1つずつ順に解説していきます。
①クライアントワークサイトに登録
まずクライアントワークサイトに登録しましょう。
ユーザー数も多く、代表的なサイトは以下の2つです。
②案件を探す
次に会員登録ができたら、案件を探しましょう。
イラスト作成などで絞ると案件がいくつか出てきます。以下案件例です。
出典:Lancers
出典:クラウドワークス
案件の中には、AI生成がNGの案件もあるので要注意です。
③提案文を提出する
対応できそうな案件を見つけたら、提案文を提出しましょう。
提案文とは、自分のプロフィール・実績・対応できる内容等を紹介することです。
案件を獲得できるかは、提案文にかかっています。できる限り丁寧に、明確に作成しましょう。
④受注する
案件を受注できたら、希望にそったアートを生成していきましょう。
継続的な収益化を目指していくには、クライアントの高評価が必要です。
そこでAIならではの方法を紹介します。
アートを作成する際に、1〜3枚の納品ではなく10枚などを納品し、また何度でも細かな修正対応することによってクライアントのニーズに答えるようにしましょう。
そうすることによって、手書きやイラストレーターのワーカーとの差別化を図ることが可能です。
⑤納品する
最後に完成したアートを納品し、クライアントワーク終了です。
サイトにはさまざまな案件があります。昨日までなかった好案件が、今日見つかるなどもありうるので頻繁にチェックしておくといいでしょう。
Midjourneyで稼ぐアイデア⑤:プロンプト販売
続いてMidjourneyで稼ぐアイデア5つ目は、「プロンプト販売」です。
プロンプトとは、アートを生成する際の指示文のことであり、Midjourneyでは生成したいアートのイメージを文章化して、それをAIに伝えることでアートを生成します。
Midjourneyは、アート初心者でもプロ級のアートを作成できるといった側面がある一方で、プロンプトをつくるのにコツやノウハウが必要となるのです。
プロンプトのコツを知らずにただ文章をつくっても、ありきたりなアートしか生成されません。
プロンプトのコツをマスターすることによって、さらに優れたアートが仕上がります。つまり、優れたアートのプロンプトには、大きな価値がつくのです。
ここからは、プロンプトを販売する方法を紹介していきます。
プロンプト販売を始める方法
プロンプト販売の1番簡単な方法は、noteを使った方法です。
noteとは、文章、音声、動画を配信するウェブサイトのこと、有料の記事を販売できます。
上記の画像のようにプロンプト集を販売しているページはあります。
また、海外のAI系インフルエンサーの方で、プロンプトを販売しているサイトもあります。
価格は99ドル、日本円で約14,000円前後。
今後AIでクリエイトする時代が当たり前になる時代がくる可能性があります。つまり、「AIでより魅力的なアートをつくれる人=より高精度なプロンプトをつくれる人」となるでしょう。
今のタイミングならまだ先行者利益を得られる可能性があります。
Midjourneyで稼ぐ際の注意点
今回紹介したアイデアですが、Midjourneyを使うことでアート制作にかかる時間は大幅に削減できます。
AIが存在しなかったときにはできなかった働き方ができる点が非常に魅力的です。
しかし、AIを使って同じように稼ごうとしているライバルは今後増えていくでしょう。
それにともない、長期的にコンテンツをつくり続けたり、商品が売れるようにSNS等で宣伝したりして、他のライバルに埋もれないようにする工夫は必要になります。
分野によってはまだまだ新規参入が可能なので、今のうちからコツコツと仕組みづくりをしていきましょう。
また、重複しますが、Midjourneyは有料プランでないと商用利用できないので、今回のアイデアを実行する方は必ず有料プランに登録してください。
まとめ:Midjourneyを活用し自分にあった方法で稼ごう!
今回の記事ではMidjourneyで稼ぐアイデア6つを紹介しました。
- NFT販売
- 画像をプリントした物販
- 画像サイトへの登録
- クライアントワークの登録
- プロンプト販売
それぞれ異なる手法による稼ぎ方になるので、人によって相性があるでしょう。
コストも低く、少ない時間ですぐに挑戦できることから、失敗することによるリスクも小さいことが、画像生成系AIの特徴です。まずは失費を恐れず、どれか1つの方法からでも挑戦してみましょう。