こんにちは。どんぶラッコです。
本日、LINE Developer Day 2019 という、LINE が主催するDeveloper向けのセッションがお台場で開催されています!筆者が参加したセッションを中継していきます!
他のセッションレポートはこちら↓↓
今回は LIFFに関するセッションです!
What’s New in LINE Front-end Framework
2018年にリリースされた新技術であるLIFF。結局LIFFで何ができるの?ということを説明していました。
LIFF とは?
これ、何かと言うと、要するにLINEのなかでアプリケーションが作れる技術のことです。
利点としては、HTML, CSS, JavaScirpt を用いて開発を行うため、Webアプリケーションの技術だけでスマホで動くアプリをLINE上に作れる、ということです!
また、LINE上で動くため、アプリインストールの障壁がとても低くなります。
さらに、LINEが提供するAPIを使ってLINEのプロフィール情報やMessaging APIを
LIFF v2
今年の10月、LIFFのバージョン2がリリースされました。
バージョン2では、下記の
モダンブラウザ上で動作可能に!
これがバージョン2の最大の特徴でしょう。
ChromeやSafari、Firefox、Edgeで動作が確認できるようになります。つまり、PC上でもアクセスが可能になったのです!
今まではこんなエラーだったのが…
対応可能に!!
実際の開発の様子をデモンストレーションもありました。
HTTPSスキームによるDeeplinkのサポート
「どういうこと?」と思うかもしれませんが、つまりこういうことです。
今までURLベースでアクセスできなかったページが表示できるようになるということです!くそ便利ですね。。
さらに、URLパラメータを渡せるようになっています!!さらに、OGPにも対応したとのこと。便利い…
つまり、モダンブラウザ対応、Deeplinkサポートの2つにより、LINE外のユーザもLIFFアプリケーションを使えるようになったということです!
OpenID Connect サポート
申請し、スコープの設定を管理コンソール上で行
Bot Link サポート
こちらも堂宇ようです。
LIFF v2 JS SDK
開発上での大きな変更点は下記の通り。
TypeScript にて開発
今後、ユーザ側もTSで開発できるようにする予定とのこと。また、npmを使ったパッケージ管理も視野に入れているということです。これはアツい!
やはりJavaScriptをTypeScriptで置き換えていく流れはマストできますね。
New API
QR Code Reader
LIFF上でQRコードリーダが使えるようになったとのこと!
(提供予定) liff.shareTargetPicker
ユーザが友達やグループを洗濯してメッセージや画像をシェアすることができるようになる機能。まだv2では公開されていませんが、今後公開予定とのこと。
他にも様々なAPIが提供されています。
LIFFの実例
ジョルダン 乗換案内がすでにLIFFで提供しているそうです
また、LINE MINI APP という、アプリストアもリリースする予定なんだとか。ここら辺はWeChatを追従する感じですかね。
LIFFの今後
Webコンポーネントを開発中とのこと。