目次
未経験からエンジニアになるのは不安…
こんにちは。ProgLearn;編集部です。
このブログの読者の中には、未経験からエンジニアに転職を図ろうとしている方が少なからず存在するのではないでしょうか。
でも、「経験も知識も浅いのに、果たして自分はエンジニアとしてやっていけるだろうか…」と不安になること、ありますよね。
そんなあなたに、あなたが今後エンジニアとして活躍するために必要な心構えをお伝えしたいと思います。
キーワードは “アウトプット”
それは、「アウトプット」です。
エンジニアとしてのモチベーション維持について触れた際、アウトプットの重要性についても述べました。
ここではアウトプットのメリットとして学習知識の定着と仲間探しに繋がるという点を挙げましたが、アウトプットにはもう一つ、重要なメリットがあります。
それは、「自分自身の履歴書になる」ということです。
先ほど未経験者の悩みとして「経験と知識がない」ということを述べました。
知識は今後勉強を進めることが出来ますが、経験については埋めようがありません。
アウトプットはその差を埋めてくれる、魔法の行動なのです。
アウトプットで、自分の知識レベルを知ってもらう
では、実際の例を紹介しましょう。
下記のQiita(エンジニア知識投稿サービス)の記事は、ProgLearn; のメンバーが書いたものです。
Paizaのデータをスクレイピングしてまとめてみた – 今更聞けない Selenium・bs4 & Flask
彼は、Selenium, Flask, BeautifulSoup などのPythonのフレームワーク・ライブラリを用いて自分自身のデータを収集し、より見やすくするサービスを作りました。
そして、それをどのように作成したのか、技術的に詰まった点などをまとめて記事にしたのです。
…「なんかすごいことをしてる」ような気がしませんか?
実は彼、上記の知識について学習を始めたのはこの記事が投稿された月からなのです。
でも、この記事を読んでから彼に会ったら「スクレイピング知識は一通り抑えている人」という印象になりますよね。
逆にすでにスクレイピングの知識を身につけているエンジニアからは「ああ、この人はここまでは理解できているのね」という目安になります。
先ほど、アウトプットは自分の履歴書になると述べたのはこういうことです。
自分の知識・興味分野を記事化したりGithubに公開することで、それがそのまま自分のエンジニアとしての自己紹介に繋がるわけです。
アウトプットの切り口
積極的にアウトプットするべき切り口を2つ紹介します!
1. 自分の興味分野に関するHow to記事
まずは、自分が今後学習していきたいことについて積極的に発信していきましょう。そうすることで、「●●の知識についてはこの人に聞こう!」というように自分自身のポジションを確立することができます。
ポジションを確立することができれば、それに関連した情報が勝手に集まってくるようになります。ぜひ情報発信してみてください!
その際、「すでにある情報だからなー…」「間違ってたら恥ずかしいなー…」というように、尻込みをする必要は全くありません。すでにある情報をもう一度説明し直すことは十分に意義があることです。
1つの情報源だけで全員が納得できるなら参考書も1冊しか販売されないはずです!
また、間違っていることを指摘されたら素直に喜びましょう。
先ほどの記事でも、命名に使用している英単語について指摘が入っていました。
このように自分だけでは気づくことができなかった指摘ももらえる貴重な機会です。積極的にフィードバックをもらっちゃいましょう!
2. 自分が作った作品
自分が作った作品は物怖じすることなくどんどん公開していきましょう!
最初からすごいものができなくて当たり前です。ただ、その中でどのような改善を行ってきているのか、どのくらいの量のコードを書いてきたのか、その努力の軌跡を見せることが大切です。
私の友人はおっぱい関数ジェネレーターというものを公開していました(500いいね越え!!)。これを公開した後、この作品に関するトークがアイスブレイクになるようになったそうです。
何が世間に評価されるのかわからないなら、ひたすら作り続けるしかないのです。
先日記事にした漫画家との共通点とも通じる部分がありますね。
怖がることはない!
いかがだったでしょうか?
- 自分が興味あることを発信する
- 自分が作ったプロダクトを紹介する
どっちもちょっとの勇気あれば出来そうじゃないですか?
ぜひ、自分自身でもアウトプットを試みてみてください!
まず一番最初におすすめなのはやはりQiitaです。自分の記事がデイリーランキングに載ると結構嬉しいですよ!