こんにちは。ProgLearn編集部です。
今回はタイトル通りの記事です!
プログラミングを楽して理解するためには、語源を辿ると効率的にプログラミング学習を進めることができます!
どういうことなのか?JavaScriptの例を挙げてみましょう。
varって何? constって何?
例えば、JavaScriptではこのような書き方をします。
// 変数scoreを宣言する
var score = 45;
// 定数NAMEを宣言する
const NAME = "Taro"
変数を宣言する時に var
、定数を宣言する時に const
なんて言われますよね。
でも、「変数はvar、定数はconst…」なんて風に丸暗記するのは非効率です。
プログラミング学習のポイントは、プログラミングで使用される予約語(var とか const とかです)は、英単語が元になっているということを意識することです。
では、 var
とconst
それぞれの語源となる言葉を調べてみましょう。
予約語 | 元になった英単語 | 意味 |
var | variable | 変数 |
const | constant | 定数 |
そうなんです、var
やconst
はただ単に、変数・定数という意味の英単語を略しているだけなのです。
variableは動詞varyからの派生語です。同じくvaryに関連する単語としてvarious, variety(バラエティ)などがあります。イメージがつきやすいですね!
constantもカタカナ語「コンスタント」でよく使いますよね。「コンスタントに収入がある」など、物事が一定に続く様を表す言葉です。
このように、元の単語がわかってしまえば、そこからさらに情報を得ることができます。結果として記憶に定着しやすいし、より理解した状態でプログラミングを学習することができます!
ただし、深入りはしすぎないことも大切…
ただし、この学習方法の注意点は1つあります。それは、「例外も存在する」ということです。
例を挙げましょう。
近年のJavaScriptでは変数宣言の際、var
の代わりにlet
が使われています。
では、これはどういう意味なのでしょうか。同じ手法を使って調べてみましょう。
予約語 | 元になった単語 | 意味 |
let | ? |
…実は出てこないのです。
一体、letとは何者なのでしょうか?
答えは、こちらの記事にありました。
つまり、昔から慣例的に利用されている数学の文法ということです。
変数を意味するvarがすでに使われてしまっているために、letに白羽の矢が立ったというのが実情のようです。
このように、どれだけ調べても解決しないものもあります。
ちょっと調べてみて、意味がわからないものはわからないものとして割り切ることも時には大切です。
プログラミングを言語と結びつけてみよう!
プログラミングをパッとみると訳のわからないものに見えるかもしれませんが、プログラムを作成したのも人間です。そもそも、プログラム自体が機械語を人間がわかりやすいようにしてくれたものなのですから、我々が理解しやすいように作ってあるのです。
ProgLearnでは、プログラム言語化のお手伝いをするサービスを提供しています。
ぜひ皆様もプログラムをただの道具ではなく、もう一歩深いレベルで理解をしていきましょう!!
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