こんにちは、どんぶラッコです。
ついにLaravel8のリリース情報が解禁されたようです!
バージョン8のリリース日は 2020年9月8日ですね。
- リリース … 2020年9月8日
- バグ修正対応期限 … 2021年3月8日
- セキュリティ修正対応 … 2021年9月8日
詳細については公式のリリースを見ていただきたいのですが、私が読んでいて「あ、ここは大きく変わるな」「便利だな」と思ったポイントをご紹介します!
目次
Laravel Jetstream
https://github.com/laravel/jetstream
まずは、Laravel Jetstramというスキャフォールドが使えるようになる点です。
今まで Laravel Auth UI があったじゃん…?と思った方。それよりも便利な機能がくっついているからすごいのです。
jetstreamのgithubページで Basic Jetstream Features として紹介されている機能を紹介します。
Profile Management
そもそもJetstreamでは名前やメールアドレスに加えて、プロフィール写真を登録することができるようになります。これは嬉しいですね!
そして、プロフィール変更ページも追加されたようです。
Security Features
セキュリティ関連の機能として
- パスワードの変更
- 二段階認証
- ログインしたら他のブラウザセッションをログアウトする
が使えるようです。
もしパスワードのリセット, アップデートをしたい場合は
app/Actions/Fortify
を直接触れと言っています。
Email Verification
Eメール認証機能もついています。ここら辺は前もありましたね。
Account Deletion
アカウントの削除も機能実装されているようです。
App\Actions\Jetstream\DeleteUser
をいじるとカスタマイズ可能とのこと。
他にも、 SPAアプリケーション向けにAPI Tokenでユーザ情報が確認できるようになっていたり、team
というユーザグループの概念が使えるようです。
ここら辺は自分で触ってみて、レポートしたいですね!
Models Directory
app/Models
ディレクトリが復活するようです。
php artisan make:Model [モデル名]
でモデルを生成したとき、 Models
ディレクトリがあればそのまま Models
ディレクトリに格納されるようです。なければ app
ディレクトリ直下に作成されます。
これはありがたい!
Model Factory Classes
ファクトリーがクラス記法に変わっています。
namespace Database\Factories;
use App\Models\User;
use Illuminate\Database\Eloquent\Factories\Factory;
use Illuminate\Support\Str;
class UserFactory extends Factory
{
protected $model = User::class;
public function definition()
{
return [
'name' => $this->faker->name,
'email' => $this->faker->unique()->safeEmail,
'email_verified_at' => now(),
'password' => '$2y$10$92IXUNpkjO0rOQ5byMi.Ye4oKoEa3Ro9llC/.og/at2.uheWG/igi', // password
'remember_token' => Str::random(10),
];
}
}
今までは
use App\User;
use Faker\Generator as Faker;
use Illuminate\Support\Str;
$factory->define(User::class, function (Faker $faker) {
return [
'name' => $faker->name,
'email' => $faker->unique()->safeEmail,
'email_verified_at' => now(),
'password' => '$2y$10$92IXUNpkjO0rOQ5byMi.Ye4oKoEa3Ro9llC/.og/at2.uheWG/igi', // password
'remember_token' => Str::random(10),
];
});
でしたね。
ここら辺は”気をつけておこう”程度に気に留めておけばOKですね。
Artisan serve Improvements
これは地味に便利だと思います。今まで .env
を書き換えた場合は ctrl+c でサーバを止めて再起動 … という手順を踏んでいましたが、サーバを止めずとも自動更新されるとのこと。
Tailwind CSS
こちらは公式ページのリリースでは項目化されていませんが、私が着目しているのがCSSフレームワークのベースが Tailwind CSS
になっていることです。
先ほどご紹介した Laravel Jetstream も Tailwind ベースで記載されていますし、リリースノートによるとページネーションで実装される画面もデフォルトがTailwindに変更されています。
Bootstrap3, Bootstrap4 も使えるよー、とは書いてありますが、今後の主流ではなくなっていくのではないでしょうか。
ということで、結構いろいろな変更が盛り込まれたLaravel8。早速使ってみて記事化していこうと思います!
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