こんにちは。どんぶラッコです。
先週の土曜日曜に渋谷QWSにてG’s Academy Tokyo プログラミング講師として講義を行ってきました。
プログラムとしては、2日間でHTML/CSS の基礎、そしてJavaScriptを学習していくものでした。
このプログラムの初日、授業の一番最初に皆様に「こんな考え方をしておいた方がいいよ!」とお伝えした考え方があります。
この考え方を知った上で学習すると、より理解が進みます!
ということで、今回はそのフレーズと、具体例を見ていきましょう。
プログラミングのコツ
プログラミングは役割毎に分けることが大好きということです。
例えば、HTML, CSS, JavaScriptの役割についても以下のように機能を分けることができます。
- 家の構造を決定するもの … HTML
- 家の外観を決定するもの … CSS
- 家の機能を決定するもの … JavaScript
このように言語によって機能を分類をすることができます。
さらに学習が進んでくると、Ruby on Rails や React, Nuxt.jsなどのフレームワークを使うことになると思います。
それらのフォルダ階層も機能毎に分けられていることがわかります。
例えばNuxt.jsのファイル階層を見てみましょう。
いくつかのフォルダを紹介しておくと、
- pages … 目に見える部分(View)にまつわるファイルを格納
- static … スタティック(静的)ファイルを格納。画像やfaviconなど
- components … コンポーネント(これも機能毎に分ける概念ですね)を格納する
整理整頓することで生まれるメリット
なぜこのように機能毎に分ける必要があるのでしょうか?
そのメリットは複数人で開発を行うときに実感をすることができます。
ただし、プログラミングを学習し始めたばかりの頃はフォルダ(ディレクトリ)構造は意識しすぎる必要はありません。
プログラミングの基礎知識が固まってないうちにディレクトリ分けまで実施しようとすると混乱してしまうからです。
ただ、このような考え方があると事前に知っておくことで、”何をどう分けられるか”という視点を持ちながらプログラミング学習を進めることができます。
そのように学習していると自然にプログラミングのコツがつかめてくるでしょう。
プログラミング学習を始めた皆様はぜひ試してみてください!