こんにちは、ProgLearn編集部です。
先日の記事で、「プログラムの語源を辿ってみよう」ということをテーマにお話をさせていただきました。
今回は、それに関連して常識を疑ってみようというテーマで、二進数を取り上げてみたいと思います。
2進数とは?
2進数はみなさんご存知でしょうか。
我々が普段お金を数えたりするときは、10進数です。
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 のように10個の数を元に計算を行う仕組みです。
2進数は、で使うのは2つ、つまり、0と1を使って表される表現方法です。
つまり、10進数で言うところの3は2進数で言うところの11となるわけです。
ここら辺は、学校の授業で習った記憶がある方が多いのではないでしょうか。
コンピュータは何故2進数が使われているの?
コンピュータで計算を実行するときも、実はこの2進数が使われています。
プログラミングで↓のように
print(1+2*3)
計算式を出力したりしますが、これらは全て一度0と1の2進数に変換されて計算が実行されているのです。
これも聞いたことがあるかもしれません。
では、ここからが本題です。
何故、0と1が使われているのでしょうか?
パソコンの電圧が関係している!
それは、パソコンの電圧が関係しています。
パソコンの電圧は5Vです。
なので、電気が流れていない場合(0V)を0, 電気が流れた場合(5V)を1と定義しようとなったのです。
「2.5Vとかで定義できないの?」という疑問を持たれた人もいるかもしれません。
しかし、2.5Vぴったりの電圧を流すことは困難なのです。電気について学んだ際に抵抗についても学んだと思いますが、その抵抗の位置によって実際に流れる電圧は微妙に変わってしまうのです。
なので、電流が流れている、流れていないの2種類をもって2進数を使っているのです。
人間が作った仕組みには理由がある
このように、人間が作った仕組みには必ずそうなった理由が存在します。もう一段深く考えることで、より技術に対する理解が深まるのです。
是非みなさんも「そもそもなんで〜…」の視点を持って物事をみてみましょう!
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