こんにちは、今日はWhy Meについて自分の意見をまとめてみようと思います。
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Why Meとは
「何でこの事業を自分がやるのか」
ってことです。
起業は困難の連続なので適当な気持ちでやっているとすぐに心が折れてやめてしまいます。
ただそんな時に「Why Me」を強く持っていれば諦めずに壁を乗り越え続けて、いつか成功することができます。
そんな理由から起業家は度々「Why Meなに?」って聞かれまくります。
Why Meってそんなに大事?
ただ会社独立から2年、創業から1年半経ち、様々な経験をする中でいつからかこんな想いを持つようになりました。
「Why Meってそんなに大事?」
上述した様にWhy Meがあれば多くの壁を乗り越えるのに役立ちますが、別に無くても全然問題無いし、逆に特定の人以外はWhy Meにこだわりすぎるのは危険だとも思っています。
さらに言ってしまえばWhy Meはいくらでも後付けできるので、起業家にそんな聞く必要もないだろって思っています。
何かアイディアを思いついたってことは少なくともそれに関係する経験をしているので、(いま思えばあの時○○だったかも)的な感じでWhy Meを作り出せてしまうからです。
ではどんな人にWhy Meが必要なのか、起業家のタイプからその理由を解説します。
起業家3タイプ
起業家には以下の3タイプが存在します。Why Meが必要不可欠なのは「課題解決タイプ」だけ。
- 社内起業タイプ:自社リソースと自身のアイディアを組み合わせて新規事業を立ち上げ
- 事業家タイプ:自分で経営をしたい・事業をまわしたい人
- 課題解決タイプ:自身の経験から特定の課題解決にこだわりを持つ人
社内起業タイプ
Why Meの有無は重要ではありません。とりあえず社内リソースを使ってやってみることが大事
そのためには社内の関係者を説得するための予算計画、事業計画などを策定する必要があります。
このタイプはそもそもWhy Meをあまり聞かれないし、稼げそうでアイディアが面白ければスピード感持って挑戦できます。
それにもし失敗しても自分が大きな損害を被ることはありません。会社リソースを割いてもらえたらサクッとチャレンジしてみましょう
(無駄な失敗しすぎたら出世コースから外れるかもしれないけど)
社内起業タイプの一例
- ソニー:ウォークマン
- 三菱商事:Soup Stock Tokyo
- Google:Niantic(ポケモンGo)
事業家タイプ
Why Meにこだわりを持つべきではないです。
課題解決ではなく会社を軌道に乗せて事業をまわすことが目的なので、まずは生き残ることに全力を注ぐべきです。
会社経営を長く続ければ続けるほど、余剰資金・ビジネスの勘・自社リソースが増えるのでアイディアを当てる確率が上がります。
新規事業開発を諦めずずっと続けていればそのうち何か当たります。
なので事業運営して余剰資金が発生すればそれを使って多くのアイディアを試し、有望なものがあればそれに資金を投下して成長させていきましょう。
もし1つの事業にこだわりすぎて失敗したらお金がなくなり、本来の目的である「事業運営」ができなくなってしまいます。
なのである事業がダメだと判断したらサクッと諦めて他のアイディアや既存事業にフォーカスすべきです。
事業撤退の判断をする際にWhy Meは邪魔になります。
事業家タイプの一例
- smartHR
- ソフトバンク
- slack
- SONY
課題解決タイプ
Why Meが必要です。
資金・人のリソースが無い中で特定の課題を解決しようとするには、他者を納得させてそれらのリソースを集める必要があるからです。
「何故自分がこれをやるのか」「これを解決したらどんな未来が待っているのか」を熱量込めて説明できなくてはなりません。
しっかりしたWhy Meがあればあるほど、他者を説得してequity調達や仲間集めをしやすくなります。
課題解決タイプの一例
- zoom
- SkyDrive
- freee
社内起業家 | 事業家 | 課題解決 | |
調達難度 | 簡単 | debt:比較的容易 equity:数字があれば出来る | debt:無理 equity:Why Meで納得させるしかない |
資金 | 豊富 | 少ない 余剰資金があれば新規事業に投下 | 無い Why Meで他者を納得させて投資してもらうしかない |
人 | 豊富 | 徐々に増える 事業年数が長くなれば関係者が増えるので、その分知り合いも増える | いない Why Meで他者を納得させてjoinしてもらうしかない |
モノ・サービス | 自社サービス・技術の活用 | 徐々に増える | 無い 資金・仲間集めの後に作り始める |
特徴 | 立ち上げまでは遅いけど、立ち上がったら早い | 新規事業当たるまで生き残る必要あるので、堅実で予測可能な経営が大切 | リソース集めるまでは何もできない |
最後に
もし本記事読者の方の周りにWhy Meがないことに後ろめたさを感じている起業家がいたら、「Why Meなくても問題無いよ」って伝えてあげてください。
Why Meなくても事業を軌道に乗せてる人は腐るほどいます。ふと思いついたアイディアに色々チャレンジしても全く問題ないです。
ちなみにいま当社がチャレンジしているアイディアは議事録のDXサービス「One Minutes」です。
これは共同創業者それぞれの経験と技術の組み合わせがきっかけで思いつきました。
議事録作成を効率化することで議事録作成者の可処分時間を増やし、その人の人生の満足度を高めます。
機能的には議事メモフォーマットに録音・音声文字起こしの機能を付しているので、聞き逃しの心配なく議事録作成できます。
さらに議事録作成後の共有機能もあるので、作成後はバラバラに参加者へ確認依頼を送る必要もありません。
今後は各種API連携を行うことで利便性を高めて議事録作成時間を短縮するだけでなく、議事録を一箇所にまとめることで組織・チームのナレッジシェアも出来るようにしていきたいです。