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マネーの虎という番組
みなさん、こんにちは。どんぶラッコです。
最近、マネーの虎を再度見返しています。
みなさんはマネーの虎をご存知でしょうか?
2001年〜2004年くらいに流行した、日本テレビの番組です。
挑戦者は虎、つまり社長5人に自分の成し遂げたいこと(ex.武道館でライブを開催したい、今までにない無国籍パスタ料理を作りたい…etc)と投資希望額を宣言します。
社長達は挑戦者に事業計画や投資金の内訳、ビジョンなどを質問しながら挑戦者の可能性を見極め、投資を行うのです。
出資総額が希望金額に達したら成功・しなければ失敗の All or Nothing 形式です。
エンターテイナーとは…
その中でネットアイドルのプロデュースをしたい、という挑戦者がいました。その挑戦者は実際にネットアイドルを連れてきて、虎達の前で演技を披露します。
しかし、当日に歌・踊りを合わせただけの演技であったため、正直言って演技はボロボロ。虎達も苦笑いをしてしまいます。
このお話自体も非常に興味深いものでしたが、一番印象的だった言葉が、
「大変そうにしないでエンターテイメントするのがエンターテイナー」
という言葉でした。
この言葉、当たり前のように思えて、我々が忘れがちな言葉なのではないでしょうか。
ステージ上に”日常”は存在しない
「大変そうにする」というのは、必死な様子が見えてしまうということです。真のエンターテイナーは華やかな舞台の裏で行われている努力の数々を一切見せません。
先日別のドキュメンタリー番組で特集されていた、地下アイドルの活動(アリス十番さんだったと記憶しています)への密着では、まさに “大変そうにしない” ということが体現されていました。
事務所の空きスペース6畳に6人ほどで共同生活。水場はトイレにしかないため、炊飯器はトイレの中。演技や歌のレッスンが終わった後もチームで自主練を行い、午前5時にまで及ぶこともある。
しかし、彼女らのステージはそのような大変さを微塵も感じさせないものでした。
常に笑顔で、常に元気よく。お客様を楽しませているのです。
ステージに彼女達の「日常」はありません。 彼女達はまさにエンターテイナーでした。
エンターテイナーに観客が求めるもの
このドキュメントを視聴した時、彼女達のエンターテイナーとしてのプロ意識に感心すると同時に2020年においてはエンターテイナーの定義が変わっているのではないか、とも感じました。つまり、裏側の努力も含めて成長を応援するということがあるのではないか?ということです。
勿論、裏側の努力を一切見せないエンターテイメントはまだまだ存在するし、それが王道です。マジシャンは自分の手の内を明かしません。某夢の国遊園地でも着ぐるみの中に人が入っているなんて言いません。努力を見せてしまったら、お客様は一気に”冷めて”しまうからです。
しかし一方で、先ほど紹介したようなドキュメント番組がなければ、私は彼女達地下アイドルの存在を認知することはありませんでした。また、このドキュメントをみたことで彼女達を応援したい!と思うファンの方々も増えたかもしれません。昨今のYouTuberや17Live等の配信も、等身大の自分を曝け出すことでファンを増やしています。
その意味では、エンターテイナーを「観に行く」という概念に、「応援する」という概念が生まれているのではないでしょうか。