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【Cash is King】キャッシュフローをざっくり説明-営業活動によるキャッシュフロー編-【Cash flow is Queen】

今日はキャッシュフロー計算書の最初の項目「営業活動によるキャッシュフロー」について説明します。

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営業活動によるキャッシュフローとは

「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、本業に関わる活動におけるキャッシュの流れを表します。
このキャッシュフローはプラスであることが原則で、その金額は大きければ大きいほど良しとされています。


ここには非資金損益項目や投資・財務活動の区分に含まれる損益項目、資産・負債の増減、利息・配当金の受取額などが記載されています。

途中に「小計」という項目が出てくるのですが、その上下で記載される取引の性質は異なります。

小計の上:商品の販売による収入や商品の仕入による支出など営業損益計算の対象となった取引を記載

・小計の下:利息・配当の受取、利息の支払、法人税等の支払等、営業損益計算の対象にならない項目で、投資活動および財務活動以外の取引によるキャッシュ・フローを記載

日産の例を用いて説明

前回の記事のケーススタディでも用いた日産自動車の決算短信を使って各項目の説明をしていきます。

日産自動車 2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
営業活動によるキャッシュフロー計算書抜粋

小計の上の項目
-企業の本業によるキャッシュ・フローの状況を表示

・純利益(or 純損失):営業活動によるキャッシュフローはその期の純利益(or 純損失)からスタート

・減価償却費:非資金損益項目。実際のキャッシュ支出の伴わない費用なので、同額を足し戻す。

・貸倒引当金:非資金損益項目。実際のキャッシュ支出の伴わない費用なので、同額を足し戻す。減少させた場合は同額を差し引く。

・受取利息・受取配当金:営業活動外の損益はなかったこととするため、相殺の意味で収益をマイナス

・支払利息:営業活動外の損益はなかったこととするため、相殺の意味で支出をプラス

・持分法による投資損益:営業活動外の損益はなかったこととするため、相殺

・固定資産売却損益:営業活動外の損益はなかったこととするため、相殺

・固定資産廃棄損:非資金損益項目。実際のキャッシュ支出の伴わない費用なので、同額を足し戻す。

・売上債権の増減額:売掛金はまだキャッシュとして入ってきていないので、増額分を差し引く(or減額は足し戻す)

・販売金融債権の増減額:同上

・たな卸資産の増減額:同上

・仕入債務の増減額:同上

・退職給付費用:非資金損益項目。実際のキャッシュ支出の伴わない費用なので、同額を足し戻す。

小計の下の項目
-投資活動および財務活動以外の取引によるキャッシュ・フローを表示

どこにも分類できない項目を調整し、営業活動によるキャッシュ・フローの合計額としています。

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