こんにちは、今日は前回の続きです。
worst caseの場合、財務分析上の理論株価は7,695円〜7,764円となりました。
ただ株価の算出は前提条件次第でかなり動きます。なので1つのケースだけでなく複数ケース考えて、どのケースが一番確からしいのかを判断する必要があります。
ってことで今日は様々なパターンを想定して株価の算出をしてきます。
*資本コスト・ターミナルバリューはworst case算出時のまま
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1.コロナ禍影響そのまま、販管費毎年-0.5%減
理論株価
¥23,095〜¥27,063
FY1が最も急激に売上減となるものの、なんとか黒字は確保
しかしFY2,FY3は販管費が利益を圧迫して赤字化
FY4からはコロナ禍前の状態に戻るため、売上が回復して黒字化


2.出店数コロナ禍影響無し、客消費のみ減少、販管費上昇率維持
理論株価
¥21,162〜¥24,795
出店数はコロナ前の水準を維持しつつも客の来店数・消費額が減少したケースです。
このケースでもFY2まで売上は減少を続けますが、FY3からは少しずつ回復します。
ただケース1と同様に販管費が利益を圧迫してFY2で赤字になりますが、FY3は若干の黒字を確保する見込みです。


3.コロナ禍影響減少、出店数鈍化、販管費上昇率維持
理論株価
¥19,324〜¥22,545
こちらはコロナ禍の影響で出店数従来比25%減,退店数従来比25%増,前年比来店者数20%減,前年比客単価10%減となった場合です。
そして販管費上昇率はworst caseと同様です。
この場合もcase2と同様にFY2で赤字転落しますがFY3からは黒字を確保します。


最後に
理論株価を算出する場合は本日のように様々なケースを想定することが大切です。
私的にはcase3が最も妥当だと思いますね〜。
これからのニトリに期待!