こんにちは、皆さん貯金は好きですか?
日本人は貯金が好きな傾向にあると調査で分かっています。

すごいですね、平均で50%以上も貯金にまわしています。
日経にもこんな記事がありました。
日本、現預金の比率が5割以上
日本の各世帯が保有する金融資産の合計額は9月末時点では前年比2.2%増の1859兆円(速報値)。増加基調が続き過去最高額だが、多くの部分がほとんど金利の付かない預貯金に滞留する。消費や投資に比べ、倹約・貯蓄に重きを置く国民性に加え、バブル崩壊の経験や、将来への不安も原因とされる。長期デフレの下では実際、減価しない現金保有は理にかなっていたとの指摘も多い。
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO39315330S8A221C1EA2000/
1859兆円の約50% 930兆円程度が貯金っていうことになりますね。
企業も貯金している??
では、企業はどうなのでしょうか?
貯金好きな人たちが経営しているのだから、企業もたくさんお金をためていそうですね。
内部留保、7年連続で過去最大 18年度の法人企業統計
金融業・保険業を除く全産業ベースで、17年度と比べて3.7%増の463兆1308億円となった。製造業が同6.7%増の163兆6012億円と拡大をけん引した。企業が稼いだお金を内部でため込む傾向が一段と強まっている。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49310220S9A900C1EE8000/
すごいですね、やっぱりたくさん溜め込んでいるようです。
過去には希望の党が内部留保に課税しようとして話題になりました。結局無くなっていますが。
希望の党が政策集原案、内部留保に課税検討
消費増税を先送りすれば財政悪化は避けられない。原案では増税の代替財源として「約300兆円もある大企業の内部留保への課税を検討」と明記。「内部留保を雇用創出や設備投資に回すことを促し、税収増と経済成長の両立を目指す」と指摘したが、財政再建目標は示していない。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21888500U7A001C1PP8000/
内部留保という項目は無い
でもここでひとつ注意しないといけないことがあります。
それは財務3表に「内部留保」という言葉は存在しないということです。
内部留保はおそらく利益剰余金、利益準備金の総称と考えられます。
利益剰余金 = 貯金 ?
では企業が決算で発表している利益剰余金が貯金額なんでしょ?と思うかもしれませんが、それも間違いです。
企業の現金・預金額を知りたければB/Sの資産の部 流動資産 現金及び預金を確認してください。
そこを確認すると前年度に純利益を確保していても、それと同額が増えていないとわかると思います。
利益剰余金(内部留保)ってなに??
じゃあ頻繁に目にする利益剰余金(内部留保)の正体はなんなのでしょうか?
それは過去の成績の積み上げです。
営業利益から支払利子・配当金・税金など諸々を差っ引いて最後に残った純利益(純損失)の累計が利益剰余金(内部留保)となります。
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次回 例をあげて説明
一気にやってもわかりにくくなってしまうので、今回はここまでとします。
次回わかりやすくするために例を挙げて説明します。
[…] こんにちは、前回からの続きです。 […]