こんにちは、小中学校が休校になったり卒業式が中止になったりして、コロナのせいで大変なことになっていますね。
とりあえず私が小・中学生だったら大喜びして家でゲームしまくっていると思います。
コロナの影響は教育機関だけではなく、もちろん経済界にも及んでいます。
各種イベントの延期・中止・消費の低下、なんだったらオリンピックも中止の可能性があるとかないとか。
いやー、溜まったもんじゃないですね。
でも投資をしている皆さんにとっては意外とチャンスかもしれません。
なぜなら相場の世界では「Buy Disaster (災害は買い)」という格言があるからです。
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Buy Disasterについて
元祖ヘッジファンドのジム・ロジャースがBuy Disaster(災害は買い)を信条としていることから、投資関係者の間で有名になりました。
実際彼は東日本大震災の際も直ちに日本株を購入していたようです。
「五輪中止なら日本株買い」ヘッジファンドの読み
元祖ヘッジファンドのジム・ロジャーズ氏も「災厄は買い=Buy Disaster」と常に語る。東日本大震災のときも、直ちに日本株を買ったと述懐している。
今回の世界株安連鎖の元凶は新型コロナウイルスだ。今後の展開を読める専門家は世界中に誰一人いない。この不透明感がリスク資産としての株を売る最大要因と言える。同時に、視界不良の地合いは投機筋にとって格好の草刈り場になる。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL25H80_V20C20A2000000/
現在の各国株価
では今回コロナ騒動によって株価はどの程度値動きしているのかみてみましょう。
日本
まず日本。びっくりするくらい下がっています。(20/2/28 10:32現在)
個人的に20,000円割るんじゃない?って思ってます。

日経平均22000円割れ、昨年10月以来
https://s.minkabu.jp/news/2595679
アメリカ
続いてアメリカ。こちらもすんごい下がっています。(日本時間20/2/28 10:32現在)
こちらはドルなので日本株とは比較にならないくらいの下げ幅ですね。
「アメリカがくしゃみをすると日本が風邪をひく」と言われているくらいなので、日本株もやはりどんどん下がりそう。

NYダウ1190ドル急落、下げ幅過去最大 新型コロナで
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56157730Y0A220C2MM8000/
中国
次は中国。コロナの発生源。
コロナエフェクトの震源地なんだから株価もすごい下がってそうな予感でしたが、意外とそれほどでもありませんでした。

上海総合指数は新型コロナウイルスの感染拡大による中国経済への影響が懸念されて、春節の長期休場明け後に騰落レシオに連動するかのように大きく下落した。
その後、中国人民銀が2日間で金融市場におよそ27兆円もの巨額資金供給を行ったことや、財政出動など中国の政策期待もあってか反発に転じている。
https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202002110054
欧州
地理的に離れてはいますが、イタリアが大変なことになっている欧州はどうなのでしょうか。
アメリカ・日本ほどではないですが、下がり基調です。国単位で見るとイタリアはもちろんロンドン・ドイツなども影響を受けています。

ヨーロッパでは、ロンドンが3.3%、ドイツのフランクフルトが4%と、ともに大きく下落していますが、感染拡大が深刻なイタリアは5.4%のマイナスとさらに大幅な下落を記録しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200224/k10012299501000.html
過去の災害時の検証
コロナの影響で世界各国の株価が下がっているとわかりました。でもこの後本当に上がるのでしょうか?
過去の災害時株価推移を調べてみます。(各月の終値ベース)
東日本大震災 株価回復期間1年10ヶ月
東日本大震災発生前の2011年2月は終値10,624円でしたが3月は9,755円(前月比8.1%減)まで下がっています。
その後も11月まで下がり続け8,434円となりました。
結局元の水準に戻ったのは2013年1月(始値10,688円、終値11,138円)です。
但し、その後株価は順調に推移し、2013年12月には16,291円となって最低を記録した2011年11月の倍近くにまで上昇しました。
2011年2月
10,624円
発生前月
2011年3月
9,755円
発生月
2011年11月
8,434円
底値
2013年1月
11,138円
2013年12月
16,291円
阪神淡路大震災 株価回復期間11ヶ月
阪神淡路大震災発生前の1994年12月は終値19,723円でしたが95年1月は18,649円(前月比4.9%減)まで下がっています。
その後も下がり続けましたが、6月14,517円が底となりました。結局12月には19,868円まで回復しています。
1994年12月
19,723円
発生前月
1995年1月
18,649円
発生月
1995年6月
14,517円
底値
1995年12月
19,868円
SARS 株価回復期間8ヶ月
コロナに似ているのがSARS(サーズ)ですね。
SARSは2002年11月に中国で発生して、2003年7月にWTOが終息宣言をしました。
その間の値動きはどうだったのか見てみましょう。
2002年10月
8,640円
発生前月
2002年11月
9,215円
SARS発生
2003年4月
7,831円
底値
2003年7月
9,563円
WTO終息宣言
2003年8月
10,343円
前月比8%UP
発生直後はあまり株価に影響はなかったみたいですね。
でもリスクが顕在化してからは一気に15%くらい株価が下がっています。
ただおそらくそこら辺から終息に向かっていったのでしょうね。株価が急速に上がって、WTOの終息宣言後は1ヶ月で8%もUPしました。
コロナ想定
今回は時間の関係上、日本の場合しか過去の例は調べていません。でも少なくとも日本にBuy Disasterは当てはまりそうですね。
SARSは中国での発生から日経平均底値まで6ヶ月経っています。今回も同様と考えたら、底値は2020年5月・6月くらいかもしれませんね。そしてWTOが終息宣言をしたら株価は上がりそうです。
また株価がいくらまで下がるのかは、以下の式で考えてみます。
[計算式]
想定底値 = 発生月株価 × (SARS底値 ÷ SARS発生月株価 ) = 想定底値
[計算]
想定底値 = 23,656 × (7,831/9,215)
= 20,103
お!冒頭で予想したくらいの金額を示していますね。
やっぱり20,000円前後が底値になると想定できそうです!
最後に
今回は過去のケースを用いてBuy Disasterを検証してみました。
まあ株価・日々の生活どちらに関しても、慌てふためくことなく冷静に対処していきたいですね。
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