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【わかりやすいかどうかは】PBRってなに?【あなた次第】

こんにちは、今日はPBRについてです。

過去の記事は以下のリンクから
ROE
ROA
PER

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PBRとは

株価が割安か割高かを判断するための指標。株価純資産倍率(Price Book-value Ratio)という。純資産から見た「株価の割安性」。株価が直前の本決算期末の「1株当たり純資産」の何倍になっているかを示す指標。

http://www.jsda.or.jp/jikan/word/117.html

PBRもPERと同じく株価の割安/割高を判断するための指標です。値が小さいほど株価が割安だと示しています。

PBRの正式名称は株価純資産倍率(Price Book-value Ratio)といいますが、解散価値ともいわれています。

なぜならPBRは株価と純資産を対応させているからです。
純資産は仮に会社が活動をやめて負債を全て返済した場合でも残る資産のことで、それらの資産は全て株主たちのモノです。
その負債返済後の残存資産を株主で均等に分けるために株数で割ったら何円になるの?と考えて求めているのがPBRです。

わかりにくいと思うので、計算式と図を元に説明します。

計算式

PBRの計算式は以下の通りです。

PBR(倍) = 株価 ÷ 1株あたり純資産(BPS)

例をあげて考えてみましょう。

(例1)

家族経営で繊維輸出入を行なっているA社が経営層の高齢化、後継者問題に直面し、会社をたたむことにしました。

発行済株式数10株、株価¥2,000、純資産¥10,000です。

A社のPBRは何倍でしょうか?

答えは2倍です。

PBR=2,000 ÷ (10,000 ÷ 10)=2,000 ÷ 1,000 = 2倍

この状況では純資産を株数で分割するよりも株価の方が2倍も高いです。
つまりA社の株主は会社を解散して純資産を分割するよりも、誰かに会社を譲渡しちゃった方が良いことになります。

株価1,000円以上であればPBRは1倍以上なので、値引き交渉に応じる際の判断材料になりそうですね。

(例2)

ではこの場合はどうでしょうか?

A社の状況は同じですが株価だけが違います。

発行済株式数10株、株価¥500、純資産¥10,000です。

この時のPBRは何倍でしょうか?

簡単ですね、0.5倍です。

PBR = 500 ÷ 1,000 = 0.5倍

この時は1株あたり純資産よりも株価の方が安いことになります。
つまり誰かに会社譲渡するよりも解散しちゃって残った純資産を分け合った方がお得ですね。

最後に

今回はわかりやすいように解散時のケースを用いましたが、こんなことはほぼありません。

PERよりは投資時の判断材料としても良いのかなと思いますが、それでも超簡易的な指標なのでそこまで重要視しないことをお勧めします。

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