こんにちは、今日はROAについてです。
・マイナビIT AGENT
迷ったらまずはココ。求人数が多いため希望や条件にマッチする求人が見つかる!
・レバテックキャリア
担当者のレベルが高い。エンジニア特化で15年の実績がある実績で初回提案での内定率驚異の90%!
・JOIN
副業やフリーランスとして高額報酬案件を見つけるならJOIN。未経験者でも案件獲得実績豊富が強み!
ROAってなに?
ROEはあまりコーポレートファイナンスに興味ない人も知っていたかもしれないですが、ROAはあまり聞き馴染みがないかもしれません。
ROAは自分たちが持っている資産を使ってどれだけ効率的に儲けたのか表します。
計算式は「経常利益or営業利益/総資産」です。
経常利益or営業利益と書いたのは、人によって異なるからです。後述しますが私は営業利益派です。

何%くらいあれば良いの?
ROAはだいたい5%くらいが目安になっていますね。
ただ業種によって異なるので、ROA(ROEも)を分析するときは同業種の水準と比較することが重要です。
日本を代表する産業の自動車製造業のTOP9社平均は7.5%(筆者調べ)でした。
トヨタ:5.2%
ホンダ:5.8%
日産:4.8%
スズキ:11.5%
SUBARU:13.2%
いすゞ:8.4%
マツダ:6.3%
三菱自動車:6.7%
日野自動車:6.2%
*参照:https://gyokai-search.com/4-car-sisan.htm
(今回はこのサイトに載っていて楽だったので経常利益を使いました。)
自動車業界は莫大な資産抱えてそうだからもっと低いのかなぁと想像していました。意外と高かったですね。
あまり資産を抱えていないIT業界はもっと平均ROAが高いと思います。気になる人は調べてみてください!
ROAの特徴
ROAは自社の資産を使ってどれだけ効率的に儲けることができたのかを表す指標です。
ROEと同様に計算式を分解すると様々な指標を洗い出して経営分析に使うことができます。
わかりやすい画像があったので貼り付けておきます。

ROAの欠点
安全性がわからないことです。
冒頭の図で説明した通り、B/Sの左側しか対象にしていません。対象企業の資金調達方法が全く考慮されていないので、もしかしたら対象企業が債務超過で破産寸前かもしれなくてもそれがわからないということです。
そのため対象企業のパフォーマンスチェックする際は、ROAと共に安全性のチェックも忘れずに行うことが重要です。
最後に
以上でROAの説明はおしまいです。
これからもPER,PBRなどの単語について説明します。