こんにちは、皆さんファイナンス興味ありますか?
恐らく興味ない人が多いと思います。
私も最初は全く興味ありませんでした。新卒入社した会社で簿記2級を取得しないといけなかったから仕方なく勉強を始めました。
でも会社経営をする立場になって、コーポレートファイナンスの面白さ・重要さに気がつきました。
本記事がコーポレートファイナンスの面白さ・必要性にまだ気が付いていない方たちにとって、学ぶきっかけになれば嬉しいです。
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コーポレートファイナンスとは
正確な意味は以下のグロービスの解説の通りです。
コーポレート・ファイナンスとは、①企業価値の最大化を図る上で、いかに資金を調達し、投資すればよいかを金銭的側面から検討・実行する活動。 ②企業の財務活動のうち、事業に必要な資金を金融市場から調達するための活動の総称。
企業の財務活動全般を指してコーポレート・ファイナンスと呼ぶ場合と、その中で特に調達活動(および配当政策)を指してコーポレート・ファイナンスと呼ぶ場合がある。後者では、資金を提供する側の投資理論(インベストメント)と、事業のために資金を調達する企業金融理論(コーポレート・ファイナンス)とに分類する。
コーポレート・ファイナンスの目的は、企業価値最大化のための財務手段を考えることである。企業価値は、企業が将来に渡って生み出すキャッシュフローを、現在価値に換算して求める。企業価値を求めるための理論や手法、資金調達方法とその調達コストにまつわる理論や手法がコーポレート・ファイナンスの骨格となる。
企業価値を求める方法には、金銭の時間的価値を考える、NPV(正味現在価値)、DCF法、IRR(内部収益率)などがある。
資金調達方法は、株主資本による調達と負債による調達の2種類に分けられる。また、資金調達に必要なコストとして、借入には利息という負債コスト、株式には配当と値上がり益という株主資本コストがかかる。
https://mba.globis.ac.jp/about_mba/glossary/detail-11774.html
私は万国共通のコミュニケーションツールだと考えています。
細かい違いはあれど、どの国のどんな企業も似た様なルールで会社の成績を発表しているからです。
つまりコーポレートファイナンスの知識さえあれば、どこの国の企業でも健康状況や将来性を知ることができるんです。
逆もまた然りです。コーポレートファイナンスの知識さえあれば、自社の健康状況やポテンシャルを全世界の人に発信可能です。
だからコーポレートファイナンスを学ぶとコミュニケーションの幅が格段に広がります。
なぜコーポレートファイナンスの知識が必要なのか
でも会社経営者や投資家じゃないとコーポレートファイナンスは学ぶ必要ないんじゃないの?と思う人はいると思います。
もちろんそれらの人々にとってコーポレートファイナンスは必要不可欠ですが、一般のサラリーマンにとっても必要な知識だと考えています。
なぜなら自社の経営状況や自分の仕事の意味を正確に知ることが出来るからです。
自社の経営状況を知ると経営陣に対して、しっかりした自分の意見を持つことができます。
例えば以前私が勤めていた会社は内部留保が極めて多く、実質無借金とうたっていました。
借金が無いのは良いことだと思いますよね?私もそう考えて良い企業に入ったなぁと思っていました。
しかしコーポレートファイナンスを学び始めてから疑問が生じてきました。
なぜなら実質無借金なのは、将来のための投資をしない超保守的な経営をしていたからです。
当時、以前の企業の業界はとても好調だったので、競合他社も皆営業成績は良好でした。
競合他社は余裕のあるそのタイミングで、成長分野への投資を積極的に行なっていました。
どちらの戦略が正しいかはこれからわかります。
当該業界は国内需要の先細りがほぼ確実視されています。
そのタイミングでも成長する可能性があるのは競合他社で、私が勤めていた会社はそのための投資をしていないので成長余地がありません。
コーポレートファイナンスを学んだ今はこの様な考え方ができますが、学んでいなかったら今でも実質無借金に誇りを持っていたことでしょう。
何から勉強を始めたら良いのか
興味は持っているけど何から勉強始めて良いかわからない人もいると思います。
間違ってもいきなりコーポレートファイナンスの本は買わないでください。わけわからん単語ばかりで絶対に挫折します。
まずは簿記の勉強から始めてください。簿記3級の内容くらいわかれば多分コーポレートファイナンスの内容もわかる様になると思います。
ちなみに簿記3級は1週間もあれば余裕でわかる様になります。
資格は取らなくても良いので、最低でも簿記3級(可能であれば簿記2級)の内容を理解できる様に頑張ってください!
最後に
これから定期的に本ブログでもコーポレートファイナンスtipsを掲載していきます。
本ブログを通じて少しでも多くの人がコーポレートファイナンスに興味を持ってくれたら幸いです。