こんにちは、ProgLearn;編集部です。
先日ある記事を読んでインドのモディ首相に感銘を受けたので皆さんに共有しようと思います。
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インドの月面着陸失敗
具体的には以下の一連の事象です。
インドが7月に打ち上げた無人月面探査機「チャンドラヤーン2号」は7日午前2時(日本時間午前5時半)すぎ、月面から高度2.1キロメートルの地点で着陸機からの信号が途絶えた。インド宇宙研究機関(ISRO)がデータを分析している。モディ首相は同日、「最後に思うようにならなかった」として着陸が失敗したとの見方を示した。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49538070X00C19A9000000/
インドは月の南極付近に軟着陸させ、月面の様子や物質を調べる計画だった。着陸に成功すれば旧ソ連、米国、中国に次ぎ4カ国目となるはずだった。
月面着陸の狙い
そもそもなぜインドは月面着陸を計画したのでしょうか?
根底には隣国中国への対抗心があるようです。
インドには、経済成長を続けるなかで、宇宙開発の分野でも、大国として飛躍したいという野心があります。
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/300/411904.html
中でも強く意識しているのは、隣国で長年ライバルと位置づけてきた中国です。
中国はことし、技術的に難しいとされる月の裏側への探査機の着陸を、世界で初めて実現させました。
さらに、宇宙空間での軍事的な存在感も強めています。
これに対してインドは中国に遅れをとらないよう、このあとも2022年までに国産宇宙船による有人飛行を目指し、さらにその後、独自の宇宙ステーション計画を進めることを明らかにしています。
しかし、結果は失敗。。。
国家の威信をかけたプロジェクトだったので、関係者の落胆の大きさは想像に難くないです。
当プロジェクト責任者は責任を重く感じ、モディ首相の面前で泣き崩れてしまったそうです。
モデ首相の対応
その時モディ首相はその責任者を抱き締め労をねぎらったそうです。
国家の威信をかけたプロジェクトの失敗が発覚した直後だったので、首相も激しく落胆していたと想像できます。
並みのリーダーならその場で責任者を叱責していたでしょう。
でもモディ首相は上述のように労をねぎらった上で、その後の会見にて
本日学んだことは我々を強く逞しくするだろう。科学に失敗はない。あるのは挑戦と努力だけだ
と、発表しています。
これを聞いた関係者は、次こそ成功させると高いモチベーションを維持させることでしょう。
最後に
モディ首相の対応は部下を1人でも持つ方に学んでもらいたいです。
部下の失敗を叱責するだけでは次に繋がりません。
懸命に努力をしたにも関わらず結果が伴わなかった時、ただ闇雲に部下を叱責をする人は無能です。
なぜなら成長の機会を失するからです。
失敗するとその経験を踏まえて飛躍的に成長することが可能ですが、
闇雲に叱責されると部下はモチベーションを無くして再びチャレンジしなくなります。
つまり貴重な失敗の経験を活かすことができなくなるのです。
部下の失敗を失敗で終わらせるのか、それとも次の挑戦、成功につなげられるかは、リーダーにかかっています。
部下が失敗をした時、怒りたくなってもグッと我慢してまずは労をねぎらいましょう。
その後、失敗の原因、改善点を探すことができれば、次のプロジェクト成功確率は大幅に上がるはずです。